2×17＊153 ページ8
エースを処刑する刀が振り下ろされたその時、
ドシュッ!!!
それを阻止したのは、クロコダイルだった。
「何だ……俺らの出番じゃなかったよい」
「何でアイツがあんな事を!?」
「さあな……」
理由は何であれ、エースの首は繋がった。
オヤジ達ももうじきこの広場に攻め込んで来る。
まだチャンスはある！
「A、お前はここで待ってオヤジ達と合流しろい！」
「え"!?」
マルコはそう言うと、青雉に追い詰められているエースの弟の元へと飛び立った。
マルコのヤツ、抜け駆けしやがって！
間もなくしてオヤジ達を乗せた船が、意識を取り戻したオーズによって広場に引き上げられた。
「野郎共ォ!!!エースを救い出し!!!海軍を滅ぼせェエェェ!!!」
オヤジの掛け声で白ひげ海賊団はより一層士気を高めた。
ここからが正念場。
エースは目の前に居る！
私は防御壁から降り立つと、再び仲間達と合流した。
混戦する中、戦況が一変したのはオヤジの容態が急変した時だった。
マルコはそれに逸早く気付きオヤジの元へと駆けつけようとしたが、その隙をつかれ黄猿の攻撃を受けてしまい、海楼石の錠をかけられてしまった。
そして、ジョズまでもが青雉に凍り漬けとされてしまう。
「隊長達まで次々に!!!」
海軍の猛攻は留まる事なく、ついに、
「やれ!!!」
センゴクが、エースの処刑を言い放った。
マルコもジョズもやられて、
オヤジももう限界まできてる。
もうこうなったら私が行くしかない！
風になりエースの元へと行こうとしたが、
「遅いねェ〜」
その声に気付いた時には、既に黄猿に蹴り飛ばされていた。
「「A‼」」
「「A隊長‼」」
「風の舞姫、行かせないよォ〜」
いくら疾風になったとしても光には敵わない。
目の前に黄猿の光る足を突き付けられ、私は手も足も出せず、無情にもエースを処刑する白刃が振り下ろされる。
「エースっ‼」
「目の前の敵に集中しなよォ〜」
視界が眩しい光に覆われていったその時だ。
「やめろォ〜〜〜〜〜!!!!」
エースの弟の叫び声と共に、威圧的な気がマリンフォードに解き放たれた。
これは、オヤジや赤髪と同じ……
覇王色の覇気!?
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mina(プロフ) - たぴおかさん» 面白いと思って頂けて光栄です！ありがとうございました！m(__)m (2019年10月24日 19時) (
レス) id: 57823d903e (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 全部読みました！本当に面白かったです……！！長い間お疲れ様でした！ (2019年10月23日 2時) (レス) id: ffbe4e9db5 (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - 柊さん» 読んで頂けただけでも有り難いのに、コメントまで……ありがとうございます！是非、最後まで見届けてやって下さいm(__)m (2019年10月3日 21時) (レス) id: cd099bda74 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2019年10月2日 20時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mina | 作成日時：2019年7月17日 21時
