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エースが出て行ってからどれくらい経っただろう……
ティーチは勿論のこと、エースが何処で何をしているのかもわからない日々が続いたある日、思いもよらないニュースが全世界へと発信された。
それは、親父でさえ予期していなかった事に違いないだろう。
誰が予想出来る？
エースがティーチに破れるなんて……！
「また、ここに居たのかよい？」
ティーチによって大監獄インペルダウンに幽閉されてしまったエースを助けるべく、資料室に入り浸りインペルダウンの情報を探してはいるものの手掛かりらしきモノは何一つない。
それどころか、調べれば調べる程、希望は薄くなっていくばかりだ。
「A、エースが心配なのはわかるが、飯くらいちゃんと食わねェといざって時に力が……
「わかってる！けど……！」
私達はどうする事も出来ないの!?
このままじゃ、エースが戻ってくる事は一生ない！
「何で……こんな事に………！」
「オヤジもちゃんと考えてる。だから、これ以上オヤジに心配掛ける様な事はするなよい」
勿論、オヤジはエースを見捨てたわけじゃないし、見捨てるような事はしない。
わかってはいるけど、気持ちは焦るばかり。
「一服してくる……」
エースのニュースを知ってからというもの、モビーの活気は失くなった。
みんな考えている事はただ一つ。
どうやってエースを助けるかだ。
そんな中、追い討ちをかけるような出来事が白ひげ海賊団を襲う───
「大変だァ〜‼」
隊長会議が行われている部屋に、慌てた様子で隊員が入って来た。
「何だよい？騒がしい」
「これを見てくれェ‼」
出入口に一番近くに座っていた私は、隊員が持つ新聞を受け取った。
すると、目に飛び込んできたのは、
「何だよ、コレ……‼」
「A、どうした？」
隣に座っていたイゾウは私から新聞を取ると、
「オヤジ、大変だ！エースが‼」
新聞の一面には、エースの公開処刑が決まった事が書かれていた。
事態は悪化するばかり。
もう、手をこまねいている場合ではない。
「野郎共ォ！」
ついに、白ひげ海賊団に船長命令が下された。
それは他でもない、
エースの救出だ。
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mina(プロフ) - たぴおかさん» 面白いと思って頂けて光栄です！ありがとうございました！m(__)m (2019年10月24日 19時) (
レス) id: 57823d903e (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 全部読みました！本当に面白かったです……！！長い間お疲れ様でした！ (2019年10月23日 2時) (レス) id: ffbe4e9db5 (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - 柊さん» 読んで頂けただけでも有り難いのに、コメントまで……ありがとうございます！是非、最後まで見届けてやって下さいm(__)m (2019年10月3日 21時) (レス) id: cd099bda74 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2019年10月2日 20時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mina | 作成日時：2019年7月17日 21時
