ハンターハンター【ヒソカの頼み事】 (ページ16)

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hunter×15* ページ16

ｸﾛﾛ「あぁ…そうだな

着いてこい」

「すみません」

クロロはヒソカのいた部屋へと歩き始めた

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「……」

ｸﾛﾛ「……

(沈黙はきついな…)」

ふたりだけの空間で

お互い話さないというのはどこか気まずい

ｸﾛﾛ「お前は……」

「はい」

ｸﾛﾛ「蜘蛛に入ってよかったのか？」

「兄に入ってくれと言われたので」

ｸﾛﾛ「お前の意思はないのか」

「特には」

淡々としゃべるA

ｸﾛﾛ「……お前の能力は興味深い」

ふと気づけば

クロロは呟いていた

「そうでしょうか

特質系ではないので対して…」

ｸﾛﾛ「…いや、今のは気にするな」

「わかりました」

ｸﾛﾛ「……」

このときクロロの脳裏に

ある閃きが浮かんだ

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ｸﾛﾛ「ここだ」

「ありがとうございました」

ヒソカの使っていた部屋の前に到着

「それじゃあ好きに使わせて頂きます」

クロロにお辞儀をし、

扉に手をかけるA

ｸﾛﾛ「待て…」

「なんでしょ＿＿＿＿……」

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振り向くAの

無防備な唇に

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クロロはキスを落としたのだった

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ｸﾛﾛ「なんとなく察せた。

お前の兄の考え」

それだけ言うと

クロロはマントを翻し自分の部屋に帰っていった