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君のためになら、4つ目の僕は。 ページ4
自分でもびっくりした。
気がつけば、そんな事が口から出ていた。
こんな軽々と言う男、女の子は嫌いなのかな……
「私は別にいいですよ」
それから僕達は毎日路地で落ち合い、僕を手当ての後家路の分岐点で別れるを繰り返した。
1mって何cmでしたっけと聞かれた時1000cmって答えたり、7×7っていくつでしたっけと聞かれた時50って答えたりしたので、学校で間違えましたと言われた事もあった。
いじめはエスカレートしてちょっと辛いけど、Aちゃんとの帰り道は楽しかった。
君のためになら、5つ目の僕は。→←君のためになら、3つ目の僕は。
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作者名：夢谷あんず | 作成日時：2018年12月4日 19時
