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君のためになら、2つ目の僕は。 ページ2
それから、どんどん暴言暴力は増えていった。
夜遅くに帰ってくる唯一の家族・父は、僕の傷を見ても無視しているようだ。
ある、6時間目まである日の下校時間だった。
いつものように一蹴りされ、家路を行く。
「うっ……」
急に痛みが襲ってきた。
こんなの、今までなかったのに。
僕はどうしようもなく、その場にうずくまって。
「先輩、大丈夫ですか!?」
君のためになら、3つ目の僕は。→←君のためになら、1つ目の僕は。
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作者名：夢谷あんず | 作成日時：2018年12月4日 19時
