【mfmf×usss】曲パロ短編集

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そのあと、誰も信じられなくなって。

目の前に写る景色には“キライ”の数々。

こんな自分に嫌気が差す。

他人を忌み嫌うばかりで、他人のせいばかりにして、自分の非を認められない自分が、結局1番キライなんだ。

なんとなくで生きてきた人生。

周りに見えるものは全て、造りもので。

こんな人生、生きていて意味があるんだろうか。

そんなときに思い出すのが、やっぱりお前。

憎たらしいほどに大嫌い。

いつも愛想良く振る舞って。

自分をいつも取り繕ってるやつが、僕よりよい人生を歩んでいることが気にくわない。

結局これも、僕の嫉妬と八つ当たりにすぎないのかもしれないけど。

あいつを“嫌う”僕が“嫌い”。

こんな世の中、生きていたくもない。

周りは全て、自分の気持ちを押し殺し、上に媚を売る気持ち悪い人間ばかり。

こんな世界から、消えてしまいたい。

だけど、死にたくもない。

結局“死にたい”なんて呟いたって、死ぬ勇気なんてどこにもなくて。

ただただ“嫌い”な今を生きていく。

生きるのも嫌だし、死ぬのも嫌だ。

この世にいることが、まるで罰ゲームのようだ。

◯→←罰ゲーム

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