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紫耀side
伝わってくれ 俺の気持ち
俺はどんな君でも支えるから
君の弱さも強さも見せて
Aは俺を見つめて声を振り絞る
「そんなこと言われたら甘えちゃうよ、紫耀君の優しさに甘えちゃうの」
病気も何もかも2人で乗り越えたいって思ってるよ
君が全部抱えるなんてつらいよ
「沢山甘えてよ、Aに甘えてくれて俺は嬉しいよ
大好きな女の子に甘えられて心から嫌な奴いるのかな」
「ねぇ一つお願いしてもいい？」
「うん？」
「これからも美味しいご飯作って下さい」
泣いて真っ赤な彼女の頬に触れて視線をあわせると
先程とは違い安心しきって緩んでる口元に愛おしさが
溢れる
「もっと料理上手にならなきゃなぁー」
「ありがとう、紫耀君のこと大好きだよ」
「吐いちゃても、気持ち的に食べれなくても
俺はAに作るよ。
さぁ食べよ 食べよー！冷めちゃうから！」
「いただきます」
君が美味しく食べれるまで何度も俺は君に作り続けるよ
食べるとか食べないとかそんなんじゃなくて
君の笑顔が見たいなぁって思う
目の前で少しづつ口に運んで
心做しか美味しそうに食べてるがAが可愛くて
いつもの倍以上にご飯が美味しく感じちゃうのは
君の魔法かななんて思う俺はきっと末期だ
いつか君を笑顔にしたい
幸せにしたい
それまで俺君を支えるよ
いや、支えさせて欲しい
fin
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作者名：らむちゃ | 作成日時：2023年8月15日 21時
