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22話 ページ24

____

昨日のまふまふさん酔っ払い事件のことを由希に全て話すと

由希は目をキラキラさせながら

「なにそれ!!!!いいなぁぁ...」


と言った。



「でもまぁほら?私はまふまふさんのこと歌い手さんとして好きなだけだから!まふまふさんも私のこときっとそうだし!」


「えー?」


「あんなかっこいい人、まず私には無理だしさ!!!」


「...Aはさ、自分にもっと自信持ってもいい気がするんだけどなぁ」


そう呟いた声はかすかに私の耳に届いて、でも答える時間もなくチャイムにかき消された。








私がまふまふさんの言動にどきっとしたりするのは
歌い手「まふまふ」が好きだからであって。


第一、私なんかがもしまふまふさんのこと好きだなんてことになったら おこがましすぎる


あの人は、私なんかが好きになっていい相手じゃないしなぁ、、



って
いやいや、何考えてるんだろう自分!?!?!!?








とりあえず始まる授業の準備をして、私は席についた。






前の席の坂下太一が私を見るなり

「前髪切った?」

と聞いてきた。見事に正解。


太一はよく、私のほんの少しの変化に気付く。

例えば
初めてする髪型のとき、今みたいに前髪を切ったとったとき、新しいカーディガンのとき、いいことがあったとき、悩んでいるとき。





私は頷くと


「よくわかったね、なんで?」

と聞いた。




私はでもほんとは知ってる

彼は毎回、気付く理由を教えてと聞かれると




「なんとなく。しらね」





と答えること。



ほら、やっぱりね。




15年の付き合いだから、わかりますよ?


幼なじみなんだもん。


多分私のことにいろいろ気付くのもそのせいだよね。



「あと、おまえってさ....」

「ん?」


「いや、なんでもねー」




変なの。




太一は目線を前に戻すと
すぐに机に突っ伏した。





眠いのかな、寝るのかな



私も昨日の疲れで少し眠いから
太一の真似して突っ伏した。






______



一時間目終了のチャイムで目が覚めた

わ、こんなぐっすり眠っちゃうなんて...

あとでノート見せてもらわなきゃ




まふまふさんに返信してないことを
スマホを見て思い出す

眠たいけどお返事しなきゃ、、

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なぎむぅ(プロフ) - めちさん» はい!笑もう、うわっ可愛すぎるぎゃー( *˙˙*)ってなってます。本当に楽しみにしてます(。>ω<。) (2014年8月29日 1時) (レス) id: f5e9da93b2 (このIDを非表示/違反報告)
めち(プロフ) - なぎむぅさん» わー!!ありがとうございます!!!ほんとに励みになります!もっとジタバタして足が取れるくらいのやつ書けるように頑張ります(∩´∀`)∩笑 (2014年8月28日 23時) (レス) id: 419b3fe640 (このIDを非表示/違反報告)
なぎむぅ(プロフ) - 皆可愛すぎです!いつもキャーって足ジタバタしながら読んでます(笑)これからも頑張ってください!楽しみにしてます (2014年8月28日 22時) (レス) id: f5e9da93b2 (このIDを非表示/違反報告)
めち(プロフ) - セレネ☆さん» ご指摘ありがとうございます!外してきました!! (2014年8月28日 21時) (レス) id: 419b3fe640 (このIDを非表示/違反報告)
セレネ☆(プロフ) - 実在する人物を登場させる場合はオリジナルフラグを外してくださいね。 (2014年8月28日 21時) (レス) id: c66587fcb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めち | 作成日時:2014年8月18日 0時

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