検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:11,610 hit

2. ページ2

シルクside.

王「お前たちに命令だ。東の森に大きい豪邸があるだろう。そこにいる女を殺して、死体を連れてこい。」

『はい。』

「久しぶりに王様に呼び出されたと思ったら、妙な命令ですね。簡単そうなことなのに、何故俺たちが?」

王「それは教えられないんだ。」

王「実は、私も詳細は知らなくてな。私よりももっと上の人から言い渡されたものでね。とにかく、よろしく頼むよ。」

『はい。』

氷結の国、ヴィレテト。
そこには6人の殺し屋がいた。
彼らはまるで魚のように舞う...という。
そして、受けた依頼は絶対に遂行する、と。



ザ「...今までの依頼は犯罪者の暗殺ばっかりだったのにね。」

モ「でも、何かあるんじゃない?だって、王様よりも上の人からの依頼なんでしょ?」

ダ「...なにもしていない人を殺すなんてことは、あの国王ならしないだろ。」

ぺ「そうだと良いんだけどね。普通の人だったら、本当に困るから。」

ン「ま、俺たちは正義の殺し屋だもんね。」

「とりあえず、明日から出発するぞ、今日はもう遅いし、宿に泊まって睡眠をとるんだな。」

ぺ「...分かった〜!」

彼らは、“正義の殺し屋”と言われている。
今まで、犯罪者しか殺めていないからだ。
人々は彼らを見かけたら喝采を浴びせるだろう。
彼らは、陰のヒーローなのだ。

ン「それにしても、国の特権って凄いよね、宿だって無料で泊まれるしさ。」

ダ「まぁ、大いに助かってるよな。」

いつもは能天気な彼らだが、
殺しに対しては何の容赦もない。
人を殺める時の彼らは、ただ、無表情なのだという。
.....単なる噂でしかないのだが。

モ「あ、もう宿ついたね、入ろっか。...ねぇ、おばさ〜ん、一泊いいかな〜。」

宿主「いいよ、ほらみんな、御得意様だよ!」

ザ「いつもありがとうございます、おばさん。」

宿主「なに言ってんだい、あんたたちは英雄なんだからさ!」

シ「ま、今日はゆっくりさせてもらいますわ。」

...彼らは知らなかった。いや、知るよしもなかった。
殺しの対象となった、彼女の脅威を.....

3.→←1.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りるりる(プロフ) - レウさん» ですよね!!マサイさんは重要な鍵を握る人物なので、注意深く読んで欲しいです!! (2018年1月19日 22時) (レス) id: 2275e8f96f (このIDを非表示/違反報告)
りるりる(プロフ) - Ririn☆さん» ありがとうございます!!更新頑張ります!!やっぱりマサイが執事って素晴らしいですよね((殴 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 2275e8f96f (このIDを非表示/違反報告)
レウ - マサイかっけぇぇぇぇ!!!! (2018年1月19日 21時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
Ririn☆ - マサウィイイイイイイi(((殴 主さんは神ですか!!!? マサイが執事とか夢主そこよけろぉおおおおo((((殴 更新頑張ってください!(痛い...) (2018年1月14日 15時) (レス) id: c59b0f698e (このIDを非表示/違反報告)
りるりる(プロフ) - もっちー@ウオタミさん» コメントありがとうございます!!好みだとは嬉しいです!!更新頑張ります!! (2017年11月28日 22時) (レス) id: 2275e8f96f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りるりる | 作成日時:2017年9月9日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。