第2話 ページ2
「おはようございます!今日も1日よろしくね」
隣に座っていた竹内に声をかける。竹内は唯一私の本性?というか裏を知っている男の子だ。とても大切な友人。まあ今は会社なので外面モードで挨拶を交わす。
「ああ、おはようAさん」
竹内はその事を知っているのでものすごく他人行儀に会社では接してくれる。とてもありがたい。コソッと竹内にメモを渡す。
‘’今日呑みいこ”
メモを見た竹内はニヤっと笑って小さくグットサイン
を出した。
ワイワイガヤガヤうるさい居酒屋。私と竹内のサシ飲みと言ったら絶対にここだ。
「もうまじで今日の高田キモかったんだけど!!!!!ほんとむり!!!!!アレルギー!!!!!!」
大きなジョッギに継がれたビールを飲み干して文句をいう。
「もうまじでお前それぐらいにしとけ。俺はお前の介抱なんか絶対無理だから」
あまりノリが良くない竹内をじっと見つめる。
「なにー!つまんない!!ていうか今は会社の人もいないし、そんな男ぶらなくていいよお」
そう言うと竹内を眉をひそめて口をとんがらせた。
「ええ〜っほんとお??大丈夫かしら」
「やっぱり竹内ちゃん可愛い!!!!!」
.....そう、実は竹内
「もし会社の人に見つかって私がおネエなんてバレちゃって会社に言いふらされたらどうしようかしら〜っ」
おネエなのだ。といってもみんなには隠してるらしい。別にバレてもいいと私は思うんだけどね。だってほら、可愛いし。
「あ、店員さーん!生2つーっ!!」
「あいよーっ!!!!生2つーっ!!!!!」
向かい合わせに座っている竹内の空になったジョッギを私のジョッギと合わせて端に置いておく。
「ほんっと女子力高いわよねえ、そういうとこ尊敬する。あんたの身の回りのクソブスどもも僻んでないで女子力磨けばいいのにねえ」
「あ、ほんとそれなー。今日もなんかビッチって言われちゃったー」
にひっと笑って手を叩く。それに合わせて竹内も口に手を当てて軽く笑った。
「ほんとあんた強いわー。だいすき!!」
そう言って竹内が私の横に来る。
「えー私の方がだいすき!!!!」
「やっだなにそれ可愛いんだけど!!!」
そう言って私の肩を叩く。いってえ。そして力が強い。あまりの強さに思わず座敷から体が飛び出す。その拍子にスーツの男性の体にぶつかった。
「あっすいませ....」
「あっあっ、こちらこそ、す、すいませ」
顔を見上げて思わず固まる。
わあお。
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Morio(プロフ) - らび。さん» 私もこういう系好きで書いてたんですけど、共感してくれるのめっちゃ嬉しいです泣...。創作意欲に繋がります!礼儀正しくコメントして頂いてありがとうございます(^^) (2020年2月21日 22時) (
レス) id: af32573941 (このIDを非表示/違反報告)
らび。 - コメント失礼します…！初めて拝見させて頂いたのですが、作品のテーマがすっごい好きです…！こういうヒロインちゃんがあざとかったりオネエさんが居たり…。とにかくすごい好きです！これからも応援させて頂きます…！コメント失礼しました。 (2020年2月21日 19時) (レス) id: e83a98032d (このIDを非表示/違反報告)
Morio(プロフ) - アクトレモンさん» えー自分の作品好きって言われるのものすごく好きですありがとうございます笑 頑張っていっぱい更新しますね!! (2020年2月17日 7時) (レス) id: af32573941 (このIDを非表示/違反報告)
アクトレモン(プロフ) - え？好きです←←更新頑張ってください！！ (2020年2月17日 2時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Morio | 作成日時：2020年1月20日 11時
