猟犬6人目、事務仕事が出来ない

本日七時 ページ8

『えっと、…ここの袋小路は…』

私鐵腸さんにお高いプリンを食べられたA。
現在お使いという名の横浜防災マップを作成中です
なんでも備えあれば憂いなしじゃろ！！
とか言った隊長が考えたお使いらしく、暇な私に仕事が回ってきたって訳だ。
まぁそれなら仕方ない…(？)

因みにヨコハマには沢山の危険があります。
ポートマフィンとかいう危ない組織があるらしく、目に余る連中ですが今のところ何も目立った事をしないため、猟犬も手を出せません。

??「おい、手前何処の組織のもンだ」

聞いた事のない高い声が後ろから聞こえる
こめかみに当たる金属。これは銃か。
横目で後ろを見る。そこには例のポートマフィンの中原中也がいた
その後ろにはアタッシュケースを持った黒服がいる
てか…、、

『…ちっさ…………w』

否、私より大きいけどさ…wやっぱり私って結構大きい人に囲まれて生きているわけで。
しかも幹部とか言ってたからさ…w
もっと大柄で強そうな外見の方かとばっかり…ww

「うっせェ！これでも気にしてンだから云うなよ！！」

毎日牛乳呑んでたりすんのかな…wおもしろ…w
てかしゃがみこんでるの辛いな。立と

「っ、おい、手前。」

『ういっす。』

「手前の方が小せェじゃねェか！！！」

『まぁまだ学生なんで…』

「ふン、まァいい。其れより…手前誰からこの取引現場を知った」

『は？取引現場とか知らんし。私隊長から防災マップ作れって言われたから作ってるだけ』

「はァ？そんな嘘通じるわけ………」

信じていないようなので今まで頑張って書いた防災マップを見せてあげた。
これで彼はここら一帯の危険な場所は分かった訳なので本当に感謝して欲しい(？)

「す、すまん…」

『分かれば良いのです。』

「でもここで手前を返す訳にはいかねェからな…おい、手前芥川を連れてこい」

「は、はい！幹部」

黒服を横目に見て言い放つ。
芥川…聞いた事ある気がする。様な…
…………嗚呼、そういえば最近お尋ね者なんだ

うわぁ〜〜めっちゃスッキリしたわ…、


(文字数…)

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