裏組織のプリンセス (ページ14)

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胃が痛いページ14

来ました、来てしまった探偵社
今朝探偵社の住所が送られてきてもうこれ以上逃げれない事を察した。胃が痛い、つらい

武装探偵社。
首領が潰そうとしてた所だ
私はそういう気持ちが分からなくて、殺しを辞めようと思ったのかもしれない
誰かの大切な場所を奪う事はとても辛くて悲しい事だから

現在、またもや電車に揺られております
時刻はお昼すぎくらい
お昼ご飯は食べてきました、元気一杯なので今日は太宰さんに武力で勝ちます(！？)

さぁ、打倒太宰！！！

ーーーーーー

｢あそこの店もいいねぇ｣

『わっ、与謝野さん！あっちにマカロン売ってますよ！』

｢ふふ、後でよろうか｣

『はい！』

え？何してんのって？打倒太宰なんじゃないのって？
いやいや、そんな下らない事しませんよ〜！！
(訳：太宰さん居なかった上に探偵社で敦くんとぼーっとしてたらなんやかんやあって与謝野さんとお買い物する事になってしまった)

今ね与謝野さんと敦くんと私でお買い物
敦くんは荷物持ちしてくれてます。優しいね

その後、無事マカロンも買えて、探偵社の方へのお土産も買えてホクホクで電車に乗り込みました
途中、アクシデントもあったけど与謝野さんかっこよかったな〜！私もあんなステキな方になりたい…！

"あー、あー。テステス。"

急に知った声が流れてきた
梶井基次郎。
ポートマフィア構成員であり名が知れた爆弾魔

あぁ、また私はヨコハマに巻き込まれたんだ

もう今後一切関わる気はなかったのに
与謝野さんの迅速な対応の後、2人は別方向へ歩いていった
私は巻き込まれるのが恐ろしくて、怖くって動けなかった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーそうか

太宰さんはこれを予想した上で私を呼び出したのかもしれない。
というかそうなんだろう、絶対

私はこの試練を乗り越えなければいけない。なぜなら太宰さんが用意した試練だから
怖いし辞めたいし今すぐ居なくなってしまいたい
だけど太宰さんだから、今までお世話になった人だから信じたいと思ってしまう

勝手に、足が動いてしまうなぁ
私は後方車両に向かって足を進めた