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恋は自分本位で、愛は相手本位。
恋は一時的で、愛は永遠。
恋はときめきで、愛は信頼。
恋は心配で、愛は安心。
全部私に当てはまる
好きな人出来たらときめくし
考えるだけでも嬉しくなっちゃうし
今まで、恋愛をしたことない私は
夢を見ていた
そんな心は
“愛”を探し続けていた
ずっと続く愛を求めていた
愛されたくて
満たされたくて
そんな恋をしてみたかった
ーーーー
「おっそいなぁ……」
約束していた時間をとっくにすぎている
外の気温は、8度。冬に近づく音がする。
「寒いっ…。なんか、買ってこよ」
私は、席を立って自動販売機に向かった
「なにしようかなぁ〜」
コンポタ。ココア。炭酸は…無理。
迷った末、私はミルクティーを選んだ。
「あったかい…」
かじかんでいた手をあたためている。
自動販売機を後にしようとした私は
誘われるかのように
彼の声に惑わされた
「Aさん」
そう。石川君。
「なに?」
「俺、嘘をつかれても困ります」
「なに、言ってるのさ」
彼にはお見通しのようでした
いつも私は
曖昧に答えて逃げていた
伝えたいことも
上手く伝えることが出来なかった
「だから、逃げないで下さい」
石川君の声は少し震えていた
「強がりで、可愛くて、優しいAさんが好きだから言ってるんです」
「だから?」
「マサさんのとこに行ってやって下さい」
「でも…」
「いいから、早く!」
彼の声が心に響いた
私は彼の元から離れて
大好きな人
マサの元へ
走る
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リスと林檎 - まみさん» コメントありがとうございます!! (2019年11月17日 0時) (レス) id: 5641cde157 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - まさかの三角関係!? 続きが楽しみです! (2019年11月16日 23時) (レス) id: b320b6c00a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リスと林檎 | 作成日時:2019年11月11日 15時