【狼ゲーム】ありがとう、さようなら【飯田リンタロウ】

番外編【ヤキモチ リンタロウside】 ページ40

カリカリうめさん、リクエストありがとうございます






僕には彼女がいる



彼女の名前は新村 A



髪はサラサラで、肌はスベスベで、女の子の鏡



そう言っても誰も疑問に思わないくらい可愛い子なんだよね♪








貴女「兄様、兄様のためにマカロンを作ったよ」



コウ「美味しそうだな。後で食べさせてもらう」









でも、彼女は最近、僕に構ってくれない



兄である新村 コウに構ってる



ツマラナイ









コウ「また作ってくれるか」



貴女「もちろん」








最初はまだ気にしなかった



でも、1週間も経てば気になって仕方がない



コウさんは気にせず、僕の彼女に触れる



Aの頰に、髪に、目に、足に触れることができる



何度も触れられるとヤキモチを妬く









コウ「また絵本を読んでやる。選ぶんだぞ」



貴女「うん」








コウさんがAの頭を撫でた



そのとき独占欲が動いた








リンタロウ「A♪ ちょっと来て」



貴女「リンタロウ！？」









僕はAを病室に連れて行き、ベッドの上に寝かせる



何かを言ってるが、それを無視してAの唇を奪う









リンタロウ「今からAが僕の彼女ってことを教えてあげる♪ 」



貴女「もしかしてヤキモチ、妬いてくれたの？」



リンタロウ「………どういうこと？」








僕には彼女が何を言ってるのか分からなかった



ヤキモチ、妬いてくれた？



どういうこと？








貴女「ずっと不安だったの。リンタロウは私が本当に好きなのか」



リンタロウ「それで、僕に構わずコウさんに構ってたの？」



貴女「うん」








彼女は小さい声で言った



そのとき、何かが切れる音が聞こえた







リンタロウ「かわいすぎ。ねぇ、続きしていい？」



貴女「えぇ、もちろん」

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