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32話 ページ35

「え…………………?」





小百合の顔が月明かりに照らされ、




赤い顔を照らし出した。




乱歩の顔も、心なしか赤い。








「だーかーら、なんども言わないからね!?







僕は君が好きなの!







これ以上ないってぐらい好きなの!









だから付き合ってほしいの!!








もういいでしょ?!ああ恥ずかしい!!」







小百合は、しばらく無言。









乱歩は狼狽えた。









「あれ………もしかして、駄m「そんなわけないじゃないですか」








真っ赤な顔で、小百合は云った。








「そんな訳ないです。」









「私だって、乱歩さんの事が…………………!?」



チュッ









乱歩の唇が、軽く小百合の唇に触れた。









そのまま、舌が入り込みそうになる。




唇が離れたあと、恥ずかしそうに乱歩は云った。








「それ以上、女の子に言わせるわけには行かないし。」






乱歩の瞳が、怪しく光った。









「もう遅いから、僕の家おいで。







何をするかは…………もう分かるね?」








食べちゃうぞー、と云って、




乱歩は小百合の手を掴んだ。








その夜は、甘く激しく、蕩けるような夜だった。

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水無月カエデ(プロフ) - ご愛読ありがとうございました。 (2019年8月18日 21時) (レス) id: d17efe557e (このIDを非表示/違反報告)
水無月カエデ - フラグ立ちましたね……… (2019年7月8日 22時) (レス) id: 0e0abeeec8 (このIDを非表示/違反報告)
ふーゆず(プロフ) - 種田さん!?ええええええええええええええええええええ!? (2019年7月6日 5時) (レス) id: 63500bc6f8 (このIDを非表示/違反報告)
大阪 - 確かに!! (2019年6月6日 22時) (レス) id: 513b666ef4 (このIDを非表示/違反報告)
水無月カエデ - ドラマの続編を切実に願う(真顔) (2019年5月9日 19時) (レス) id: 0e0abeeec8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月カエデ | 作成日時:2019年2月19日 20時

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