２９９.５ こぼれ話（という名の本編に入れ忘れ）編９ ページ13
しのぶｓｉｄｅ
「た、助かったよ、ありがとうしのぶちゃん。」
「全く少し目を離しただけで、姉さんもあまりAさんを揶揄って遊ばない！」
しかし冷静でいられたのもここまでだった。
仰向けに寝転がったAさんをよく見ると
姉さんにくすぐられ身をよじったせいか
服の合わせは緩み、
そこからは柔らそうな肌と
おおよそ平均よりも大きな膨らみがちらりと覗き、
同じく合わせの間からは
白くすらっとした足があらわになっていた。
その光景に思わず私は固まってしまった。
しかしそんな様相お構いなしと言った様子で
「わぁ！お饅頭！これ食べていいの！？」
Aさんは私が持ってきた茶菓子に
釘付けだ。
するとその様子を見ていた姉さんが
ニヤニヤとしながらAさんに近づいた。
それからお饅頭を覗き込むAさんに
「二人でじゃれていたせいで着崩れちゃったわね。」
「このままだとしのぶの目に毒ね。」そう言って
私をちらちらと見ながらAさんの緩くなっていた合わせを直し
Aさんの身なりを整えた。
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さきた(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！ゆっくり更新ですが気長にお付き合いくださるとうれしいです。 (3月1日 21時) (
レス) id: 60f14c4ce3 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 面白すぎです。更新頑張ってください (2月26日 22時) (レス) @page44 id: 45c23c9df8 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖 - 今まで見た中で一番好きな作品です！次の更新楽しみに待ってます！ (6月22日 3時) (レス) id: e56bcdd9cf (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年2月5日 18時) (レス) @page42 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - また更新楽しみにしてます (2023年1月22日 23時) (レス) @page41 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきた | 作成日時：2021年7月22日 23時
