320.外さないでください! ページ34
私が羞恥心によっていまだ脱ぐのを渋っていると、
背後からぬっと伸びてきた宇随さんに後ろから抱きしめられるような形で
包み込まれた。
それから宇随さんの手によって羽織が脱がされ包み込まれたまま
うまく抜け出せない私の隊服のボタンを器用に外していく
プチン、プチンと
一つまた一つと器用に外され
あっとういまに上の隊服がまでもはぎとられてしまった。
残ったのは下に着ていたシャツとズボン
宇随さんは相も変わらず私を包みこむ形で抱きしめ
シャツのボタンを開けようとする
それに抵抗をしていると
「子猫じゃねぇんだ、いい加減大人しくしろ。」
そう言って片手で私の両手をひとまとめにされてしまった。
「ちょ、やだ、どこ触って、、やっ、、、」
ごつごつとしっかりとした関節の指が、
私よりも大きな手が、
なおももがく私のシャツにボタンをプチンと開けていく
もがいたせいでシャツのめくれてしまった背中は
宇随さんの肌と直接触れ合ってしまい
しっとりと張り付くように密着する
そこからまるで宇随さんの体温が移るかのように熱くなる。
宇随さんの吐く息が耳にかかり
くすぐったいような感覚むずがゆい感覚が体を走る。
「しかしお前ほんとに白い肌だな。」
そう言いながら宇随さんの指が鎖骨のあたりをツーッと撫でる。
そんな気恥ずかしい思いと裏腹に体が無意識にびくっと反応してしまう。
「やっ、、だ、、、、。」
321.図らずも混浴になりまして。→←319.風邪は引きたくないけど
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さきた(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!ゆっくり更新ですが気長にお付き合いくださるとうれしいです。 (3月1日 21時) (レス) id: 60f14c4ce3 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 面白すぎです。更新頑張ってください (2月26日 22時) (レス) @page44 id: 45c23c9df8 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖 - 今まで見た中で一番好きな作品です!次の更新楽しみに待ってます! (6月22日 3時) (レス) id: e56bcdd9cf (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年2月5日 18時) (レス) @page42 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - また更新楽しみにしてます (2023年1月22日 23時) (レス) @page41 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さきた | 作成日時:2021年7月22日 23時