検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:45,313 hit

315.お着換えターイム ページ29

よいしょ、よいしょとまだ温泉であったまった体が汗ばむなか




隊服に袖を通し、髪を結い直した。




「さて、着替え終わったな。ったく、この俺の貴重な時間を地味に使いやがって。」




ちょうど私が着替え終わったタイミングで、宇随さんがそう声をかけてきた。




びっくりして振り向くと、そこにはすこしめんどくさげに首をコキコキとならす宇随さんが





こちらを見つめていた。





もしや途中から私の着替えを見ていた、、、?





そんな考えが顔に出ていたのか、宇随さんは少し不本意そうに





「お前何か派手に誤解しているようだから言っとくが、俺は女の着替えをのぞき見なんて地味なことはしねぇ、俺は人より耳が良いんだ。それで大抵わかる。」




そういった。




そういえば、宇随さんも原作でそう言う描写があったことを思い出し




なるほどとひとり納得してしまった。




「しかしお前、変わった服装だな。忍びではなさげだが、どこかの雇われか?」




この時代なら洋服を着ている人も多くはないが





珍しくもないだろう。





しかし隊服はまた洋服ともテイストが違うからか




宇随さんは小首をかしげた。




けれど、「まぁ、俺が勝つからそん時に聞きゃいいか。」とこぼし





挑発的に笑った。

316.チャンスは一度きり→←314.一か八か



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (176 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
463人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 最強 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さきた(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!ゆっくり更新ですが気長にお付き合いくださるとうれしいです。 (3月1日 21時) (レス) id: 60f14c4ce3 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎです。更新頑張ってください (2月26日 22時) (レス) @page44 id: 45c23c9df8 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖 - 今まで見た中で一番好きな作品です!次の更新楽しみに待ってます! (6月22日 3時) (レス) id: e56bcdd9cf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年2月5日 18時) (レス) @page42 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - また更新楽しみにしてます (2023年1月22日 23時) (レス) @page41 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さきた | 作成日時:2021年7月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。