○99話 ページ20
構えた箒を下ろすことをできないまま、私は桂小太郎の背中をポカンと見つめることしか出来なかった
周りにいた通行人は犯人が気を失ったことを確認すると歓声を上げた
通行人A「おー!すごいな、兄ちゃん!」
通行人B「兄ちゃんもすごいがそこの女の子!
あんな恐ろしい男に堂々と立ち向かうなんて、てぇしたもんだ!」
そんなことを言われても言葉が右耳から入り左耳に抜けていた私に声をかけたのは意外にも桂小太郎だった
桂「怪我はないか」
「あ、いえ…大丈夫です!
それより、鞄を盗まれた女性が…」
急いで振り向くと足を引きずりながらこちらに向かって歩いている女性の姿があった
おそらくひったくられて転んだ時、足を挫いてしまったのだろう
急いで駆け寄り、体を支える
「大丈夫ですか?!足を挫いてますね…
ちょっと、待っててください!」
持っていたハンカチを女性の足に巻き付けて固定させる
「これでよし!どうですか?」
女性「大丈夫そうです!」
「そうですか、よかった!」
安心しているのも束の間
背後から声をかけられた
桂「この鞄はお嬢さんのものか?」
犯人の手元から鞄をもってきてくれた桂さんだった
女性「はい!私のです!」
よかったーと安心している女性を見て、私は桂さんと笑い合った
女性「本当にありがとうございました!」
「いえいえ、お気になさらず!
それよりも足の方は大丈夫ですか?
よかったらおうちまでお送りしましょうか?」
女性「大丈夫です!旦那が迎えに来てくれるそうですので」
「そうですか!それはよかった!」
女性「では、これで失礼します
ハンカチは今度また返させていただきます」
「いいですよ汗
どうせ安売りしてたやつですから!
お気になさらず!」
女性「でも、申し訳ないので…
どちらにお住まいですか?」
これはひいてくれないなと感じとり、諦めてお願いすることにした
「かぶき町にある万事屋銀ちゃんと言う店で居候をさせてもらっています!」
ピクッ
その時桂さんが反応したことに私は気が付かなかった
女性「あら、そうだったんですか!
わかりました、必ず届けますね!」
「わざわざありがとうございます!
お気をつけて!」
姿が見えなくなるまで手を振り続けていると桂さんが声をかけてきた
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スアヤ(プロフ) - リージャさん» リージャさん!コメントありがとうございます!面白いと言っていただけて嬉しい限りです!泣 ゆっくりな更新となってしまいますが、これからも何卒よろしくお願い致します!! (2022年1月26日 8時) (レス) id: e2ba1d3e6f (このIDを非表示/違反報告)
リージャ - 面白いです!一気に読み進めちゃいました(笑)これからも投稿頑張って下さい! (2022年1月25日 23時) (レス) id: 1fe5e5797c (このIDを非表示/違反報告)
スアヤ(プロフ) - 銀魂、LOVEさん» はい、ありがとうございます!頑張りますね!! (2020年3月21日 10時) (レス) id: 31dd46ceb2 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂、LOVE - 更新頑張ってください(*^^*) (2020年3月20日 10時) (レス) id: 094a40ec22 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂、LOVE - 超面白い!続き楽しみ!! (2020年3月20日 7時) (レス) id: 094a40ec22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スアヤ | 作成日時:2020年1月13日 23時