【銀魂】電車に乗ってただけなのに･･･その3

〇94話 ページ15

「お、沖田先輩ィィ
絶対手握っててくださいね！？
置いていかないでくださいね！？
待って待って、なんかこっちみてる！！」



沖「Aが俺の仕事1週間やってくれるっていうなら考えなくもないですぜ？ﾆﾔﾆﾔ」



「わかりました、わかりました！！
やります、喜んでやらせていただきます！！
だから一緒にいて、お願い！！」



沖「言ったな？
じゃあ手よこしなせぇ」



「うぅ……私たち入る意味なくないですかぁ？」



沖「まぁいいじゃねぇか
こういうのも楽しい物ですぜぃ？」



「沖田先輩はね！？
私は無理です！！無理無理無理無理！！」



怖い、怖い、怖い



変なのがぶら下がってるし目玉が沢山ある……



やばい、やばい



早くここから出たい！！



バンバンバンッ！！



突然私の横で何かを叩く音がした



「ヒィ、きゃぁああぁあああぁ！！
無理無理、ごめんなさい！！
やだやだやだ！！
うわぁああん！泣」



怖すぎてその場にへたりこんで泣いてしまった



ポロポロ涙がこぼれる



沖「！？お、おい
そんなにビビらなくてもいいだろぃ？汗
泣くなよ汗」




「だってぇ……ほんとに怖いんです……」



沖「……はぁ、しょうがねぇな
おぶってやるから泣くな」



「うぅ……沖田先輩」



結局私は沖田先輩におんぶされてお化け屋敷をでた



近藤さんと土方さんにめちゃくちゃ心配された



そして私の作戦は成功していたらしい



七兵衛がげっそりしながら出てきたところを発見したらしい



はぁ、これはさすがに七兵衛に同情する……



沖田先輩の背中めっちゃデカかった



頼もしい……



惚れそう

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