アクシデントの後に�ァ舛未�もりに包まれて〜 ページ5
チャイムが鳴って、玄関までAを迎えに出た。
「結弦君! 起きていていいの? ―ってチャイムを鳴らしたの私か。ごめんね。」
「別に寝たきりってわけじゃないし。それにA、ウチのカギ持っていないんだからあたりまえでしょ。さ、あがって。」
「おじゃまします。」
なんかこういうやりとりも懐かしい。
家にあがったとたんAは一瞬泣きそうな顔をしたあと俺を抱きしめた。
「……生きていてくれてよかった。」小さなそして真剣な声でつぶやく彼女を
「心配かけてごめん。」と抱きしめ返した。
しばらく黙ったまま互いの存在を確かめ合うかのように抱き合っていた。
テーブルの上の俺のお昼ご飯を見て、Aは
「私も作ってきたから並べるね。」とテーブルの上に並べ始めた。
「おいなりさんと太巻きずしとから揚げ! 懐かしいね。」それは二人がまだ友達だった頃、一度だけ遊びにきた彼女が持ってきたメニューだった。
「私も何か懐かしいなと思って作ってきたんだ。」と彼女はにこにこ笑った。
二人で分け合ってお昼を食べながら、
「あの頃、Aは俺のことどう思っていた? 」と聞いた。
「友達。」あっさりと答えられてガクッときた。そんな俺を見て
「でも今から思うとほーんの少し意識していた。」と少しテレたように続けた。
食事が終わって、少し疲れてしまった。まだ体力が回復していないようだ。彼女にそれを伝えると
「わわっ、早くベッドに横になって。」と俺がベッドに入るのを手伝ってくれた。
何かもっとそばに来てほしい。
「隣に来て。」とふとんの端をめくると
「え!? 」と彼女は驚いたように目を見開いた。
「あー、何かヘンなこと考えたでしょ。俺、ケガ人だよ。何もしないから隣に寝て。」
彼女がそーっとベッドの中に入ってくる。
「今日は来てくれてありがとう。」と言いながら彼女に口づけた。そして「しばらくこのままでいさせて。」と彼女の胸に顔をうずめた。
Aの両腕がそっと俺の背中にまわされる。
やさしく背中をなでられているうちに少し眠くなってきてしまった。食後に飲んだ薬と、彼女に包まれている安心感のせいか。俺は幸せな気持ちに包まれて眠りに落ちていった。
アクシデントの後に�Α舛修譴�ら〜your side〜→←アクシデントの後に�ぁ漸颪い燭ぁ�
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みゅう(プロフ) - 西島いりこさん» お待たせいたしました。修正終わりました。ついでに全てのリンクを確認しました。お知らせくださり本当にありがとうございます。それではお楽しみくださいませ。 (2017年2月18日 23時) (
レス) id: c26f4b38a9 (このIDを非表示/違反報告)
西島いりこ(プロフ) - ありがとう (2017年2月18日 22時) (レス) id: 847b600fed (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - 西島いりこさん» あれ、図書室の妖精に飛べない！なんとかします！ (2017年2月18日 22時) (レス) id: c26f4b38a9 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - 西島いりこさん» コメントありがとうございます！久々に書いたものをおもしろいと言ってくださってうれしいです。町田さんの小説は｢図書室の妖精｣をどうぞ！こちらも続きを考えております。 (2017年2月18日 22時) (レス) id: c26f4b38a9 (このIDを非表示/違反報告)
西島いりこ(プロフ) - 町田さんの小説も読みたいけど無い・・・この小説面白い (2017年2月18日 22時) (レス) id: 847b600fed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅう | 作成日時：2017年2月13日 5時
