. ページ8
『っ……！』
怖いのは苦手なんだよ…、
普通に見ていたら、屋上から屋上に飛び移るシーンになった。
『……ん、？』
なんか…おかしい気がする、
いや…気の所為、？
「ここまで臨場感がある映画ができたのは、真田がスタントなしで飛んでくれたからだよ、」
佐木「スタント無しでっ！？」
蔵沢「もういいだろ、撮影再開するぞ。」
……なんだろう、何に引っかかってるのか、
『……何に、？』
金田一「……、」
佐木「先輩、？A先輩まで…、」
『んーん、なんかさっきの引っかかって…、』
金田一「そうなんだよな…何に引っかかってんだ…？」
『…途中で屋上飛んでたよね、』
真壁「あれ凄かったよな！」
蔵沢「あの、ミス研の君たちも、暇だったなら雑用やってくれないかな、
君…Aさんって言うんだね、ミス研だったんだ…、
Aさんは出れない…から、金田一くん、次エキストラ頼んでもいいかな、」
金田一「え、俺？」
佐木「うわっ、先輩緊張しすぎ、笑」
『金田一くん、頑張れっ、』
金田一「お、おう…、」
「本番行くよ〜
よーい、アクション！」
ちらっと横を見ると、金田一くんにメガネを貸していて、いつもと雰囲気が全然違う佐木くん、
『かっこいいな…、』
佐木「んぇっ、先輩っ、しーっ」
私の口のそばで人差し指を立ててきた佐木くんがすっごく可愛くて、かっこよかった。
美雪「わぁぁっ、ちょっ！！なにやってんのよ一ちゃん！！！」
金田一くんが美雪ちゃんに水をかけていて、
『えっ、美雪ちゃんっ！？大丈夫、？寒くない？』
持っていたハンカチで美雪ちゃんの顔を拭いていたら、
美雪「私は大丈夫、ほんとにもう…一ちゃんなにやってんの、？」
佐木「ちょっ、先輩何やってんですか！」
『美雪ちゃん…、』
佐木くんの方に行こうとしたら、なにかに躓いて転けてしまった。
「はぁ…どいつもこいつも、んっ！」
『きゃっ！』
佐木「A先輩っ！？大丈夫ですかっ、」
転けて擦りむいた膝がズキズキ痛む。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オムライス王子(プロフ) - 漆黒Aliceさん» 嬉しい言葉ありがとうございます…✨更新頑張ります(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年3月11日 2時) (
レス) id: 5d5a6bcb57 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒Alice(プロフ) - すごくお気に入りの小説になりました！更新楽しみにしています(^^)♡ (2022年3月11日 1時) (レス) @page21 id: 85c9fe58d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：オムライス王子 | 作成日時：2022年3月6日 1時
