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金田一「つまり…この写真は2003年より前に撮られたもの、…この写真のお前は、今とほとんど変わってない、だとすれば、あの松岡さんの言ってることも分かる、
松岡さんは気づいたんだ、12年前に閉じ込めたはずの狩谷潤と瓜二つの人間が目の前にいることに、」
剣持「…確かに、極限状況やストレスで、人間の身体が思いもしない現状に致すこともある、」
南「…潤、くん、？…潤くんなの、？」
そう言うと、金田一くんに駆け寄り、写真をみせてもらっていた。
金田一「この写真に写ってる女の子って、12年前の貴方ですよね、」
南「…どうしてそれを、？」
金田一「誘拐されたはずのホテルのオーナーは、龍だったんですよ、
この計画は洞窟から出た龍が、残ってた埋蔵金で、半年前にホテルを買うことから始まってたんだ。」
南「…なんで、？」
龍くんの話は、
自分は狩谷潤、12年間ずっとあの洞窟にいて、お父さんは龍くんばっかり食べ物を与えていて、
そしたら、お父さんが死んでしまっていて、イモリとか、虫を取って食べてた、
その時、迷い込んできた高遠に巌窟王になれと言われ、
今回の殺人をした、という、
金田一「お前が俺の逃走を手助けしたのも、全ての復習が終わるまで、犯人役の俺が捕まらないようにするためだったんだよな、」
龍「最初はそうでした、でも、金田一さんと逃げてる最中に気づいたんです。
僕が本当に望んでいたのは、復習なんかじゃないって、
ただ……普通の人間として生きていたかった。
陽の当たる場所で、友達と…愛する人のそばで、」
剣持「……狩谷潤、君を逮捕する、」
龍「…はい、」
刑事さんが龍くんを連れていこうとした時、
金田一「待てよ、龍を何処に連れてく。」
龍くんを引き寄せてそう問う。
金田一「畠山さん、いや…高遠遙一、
あんた…俺を追いかけてる時に畠山さんと入れ替わったろ、」
畠山「何を言い出すんだ、金田一くん、」
金田一「あんた俺に向かって、2回銃を構えた。
一回目と二回目で銃の標準を定める目が入れ替わってたよ、
人間の効き目ってそう簡単に変わるもんじゃない、
あんたにしてはしょぼいミスだ。」
畠山「ふっ…私とした事が。」
そう言うと、顔に被っていたマスクを外した。
『ひゃっ…』
竜二くんに隠れていてもわかるくらいグロテスクで、
竜二くんは前を向きながら守ろうとしてくれた、
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オムライス王子(プロフ) - 漆黒Aliceさん» 嬉しい言葉ありがとうございます…✨更新頑張ります(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年3月11日 2時) (
レス) id: 5d5a6bcb57 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒Alice(プロフ) - すごくお気に入りの小説になりました！更新楽しみにしています(^^)♡ (2022年3月11日 1時) (レス) @page21 id: 85c9fe58d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オムライス王子 | 作成日時：2022年3月6日 1時
