Episode1 ページ2
〜銀幕の殺人鬼〜
今は中庭に面してる空き教室の窓際。
また金田一くんが女の子の胸の大きさ見てて、美雪ちゃんが怒ってた。
いい加減辞めたらいいのに…、
金田一「…まずいな、」
窓からひょこっと佐木くんと顔を覗かせる。
佐木「まずいっすね…、」
2人がぼそぼそとまずい…と囁いてる中、私は佐木くんの隣に座っていた。
なんだか授業の時、すっごく眠たくて…、
『ん…、』
目を擦っていると、佐木くんが顔を覗き込んでいた。
佐木「A先輩、？眠いんですか？」
『うん…、ねむい、』
佐木「そっかぁ…、」
そう言いながら外に居る美雪ちゃんに目を向ける。
眠いの最高潮に達してきて、私は佐木くんの方に持たれて寝てしまった。
佐木side
……なんか左が重いな…、
と思って、左を見たら、僕が好きな人、A先輩がもたれかかって寝ていた。
佐木「わっ、えっ、あ、え…どうしよ、」
金田一「何佐木慌てて……あぁ、A？」
佐木「無理です可愛すぎます…、」
金田一「何もそんな慌てなくてもさぁ…
今はそれよりも美雪の事だって、」
全く先輩は、自分の好きな子にしか興味ないのか！ってね、
蔵沢「ねぇ、君……名前は？」
美雪「え？」
蔵沢「君の瞳の奥に、悲しみの星が瞬いてる、
……綺麗だ、」
美雪「……私ですか？」
金田一「……くっさ！あの人誰ぇ！」
佐木「しー！知らないんですか先輩！」
隣のA先輩が揺れないように一先輩を止める。
佐木「あの人、映画研究部の部長の蔵沢先輩ですよ！」
金田一「映画研究部？」
佐木「えぇー！！美雪先輩、主役！？」
『ん……、美雪ちゃん、？』
左から愛おしい声が聞こえた。
佐木「あ…ごめんなさい、起こしちゃいましたね…、」
『ん、佐木くん…、んーん、大丈夫、』
ふふって微笑む君がほんとに可愛くて、愛おしくて、
守りたくなるんだ、
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オムライス王子(プロフ) - 漆黒Aliceさん» 嬉しい言葉ありがとうございます…✨更新頑張ります(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年3月11日 2時) (
レス) id: 5d5a6bcb57 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒Alice(プロフ) - すごくお気に入りの小説になりました！更新楽しみにしています(^^)♡ (2022年3月11日 1時) (レス) @page21 id: 85c9fe58d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オムライス王子 | 作成日時：2022年3月6日 1時
