ようへいくんが頑張るお話。(hj×yf)

1：相談 ページ2

僕とはじめくんが付き合い始めて1週間が経った。けれど、一般的な恋人がするようなキスなどの行為は、まだしていない。それどころか、以前のように会話を交わすことも少なくなった。気がする。

や「はぁ...」

思わずため息が出る。

だ「どうしたんすかよーへーくん。ため息なんて珍しいね。」

た「悩み事ですか？」

畑のみんなには僕らの関係は伝えてある。2人なら、と思って相談してみることにした。

や「付き合ってから、はじめくんが僕のことを避けてるような気がして...」

だ「はじめくんが？！いやいやいや、あの人絶対よーへーくんのこと大好きでしょ！ねえ、たなっち！」

た「そうですねー。ようへいくんは気づいてなかったみたいだけど、付き合う前から好き好きオーラ全開でしたからね」

や「え、そうなんすか？...でも、最近はじめくんの方からはあんまり話しかけてくれなくなったし、僕が話しかけても目合わせてくれないし...なんか、素っ気ないっていうか.....

...ぼく、きらわれちゃいましたかね？」

また泣きそうになる。いつからこんなに涙腺弱くなったんだろ。歳かなぁ。

だ「ちょ、ようへいくん！そんな落ち込まないで！はじめくんがようへいくんのこと嫌うなんてありえないから！！」

た「そうっすよ！僕らも手伝えることはなんでもしますから！あーもう、あの人何ようへいくん泣かせてるんすかー...」

2人の優しさに心があたたかくなる。

た「でも何したらいいんですかね？」

だ「うーん...」

た「...とりあえず1回自分の家に誘ってみるのはどうです？」

や「ぼくの？」

た「そうです。好きな子に誘われたら男ならたまんないと思うんですけどね。」

だ「ありあり！それではじめくんの反応見てみましょ！」

や「...、わかりました！」

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