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Daiki side
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「大ちゃん、一回違うお部屋に行こうね。ごめんね、大ちゃんにはまだ早すぎたかも。」
その声で相葉先生だって分かった。
「ちが、、ぼく、おともだち…ほしいし、、でも、、みんな…、、」
「うーーーん、仲良くしたい子もいるとおもうけど…」
そんなことない。
みんな笑ってたもん。
「や、、、もう、きょうしつ…、、ぜったい、いかない。」
一瞬、相葉先生が悲しそうな顔をしていた。
＿＿＿＿＿＿
あれから結構経ったけど、教室には一度も行っていない。
唯一、教室と呼ばれているところに行っているのは病院でだけ。
院内学級っていうんだって伊野ちゃんから教えてもらった。
院内学級ではみんな僕と仲良くしてくれるし、まっすー先生の授業も面白いからまた行こうって思える。
「大ちゃーーん、そろそろ病室戻るよー！」
「はぁい！」
涼介はまっすー先生と話していたのが終わったのか僕を呼んでいる。
「大ちゃんここの子と遊ぶの楽しい？」
「うんっ！」
「そっかぁ… じゃあまた来ようね。はい、増田さんにもさようならって。」
「ふふっ、まっすー先生ばいばい！」
「ほい、さようなら！またおいで！」
普通の学校もこんな感じなら、
僕もちゃんと学校に行けるようになるのかな…
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作者名：きゃらめるらて | 作成日時：2020年9月21日 22時
