Fleur d'oranger (ページ23)

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#がっこうページ23

Daiki side
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僕は学校が嫌い。

みんな僕のことを「子供みたい」って言ってくるし、仲良くしてくれる子なんて一人もいない。

少し前、6年生になって初めて保健室の相葉先生に勧められて教室に行ったときもそうだった…

＿＿＿＿＿＿

「相葉先生、おはようございます！」

「おぉー、大ちゃん久しぶりだね。」

ひかくんと校門で別れてから一人で保健室まで行くと相葉先生が待っていた。

「今日ね、大ちゃんに提案があるんだ。」

「なぁに？」

「お教室に行ってみない？」

「んー……」

正直、乗り気じゃない。

前の学校では「汚い。」だとか「お前の父ちゃんいないんだろ？」とかいっぱい言われてきたし。

でも、相葉先生はきっと僕が教室に行ったら喜んでくれると思う……

｢…僕、あとで頑張ってお教室行ってみる。｣

｢うん。大ちゃんが行きたくなったらで良いからね。｣

そう言われながら手渡されたプリント。

お勉強はできないから1日数枚しか進まない。

ランドセルから教科書を出して勉強を始めた。

キーンコーンカーンコーンと鳴る音が聞こえてハッと時計をみるともうお昼で。

相葉先生が持ってきてくれた給食を一緒に食べる。

｢僕、次お教室行くね。｣

｢ほんと！？じゃあ一緒に行ってみようね。｣

ここでは気がついてなかったんだ。

この後まさかあんなことになるなんて。

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お久しぶりです(;_;)

更新再開しますっ！