今日:9 hit、昨日:8 hit、合計:2,250 hit
小｜中｜大
Ep.12「Orpheus part : 1」 ページ24
オルフェウスとの試合の日になった。
オルフェウスって、「Orpheus」って書くんだって。
吟遊詩人の名前らしいよ。竪琴使ってたの。
なんだか、わたしも「こと座」系多いから親近感わく…
「君との試合を楽しみにしていたよ、A」
「こっちこそ。楽しい試合にしようね」
＊＊＊
前半開始のホイッスルがなった。
さすがフィディオのチーム。動きはいいんだけど…
ちょっと仲間割れしてる？それでもわたしたちはおされぎみ。
「みんな！『カテナチオカウンター』だ！」
カテナチオカウンター…？
…それらしいものは見られないけど？
やっぱり仲良くできてないみたい。すこしフィディオのことを見ておくかな…
「オーディンソード！！」
さっそくフィディオの必殺シュートが放たれる。
その力強いシュートは、難なく円堂くんの必殺技を突き破ってしまった。
「ベガ・ライトニング…っ V2！！」
そう言って放ったボールも、
下がってきていたフィディオに打ち返されてしまった。
こんなところまで下がってきてたの…？
彼は、全役割をこなすつもりなの？
フィールドを駆け回って、体力は大丈夫なの…？
そんな試合がしばらく続いて、25分が過ぎたくらいの頃。
得点は0-1のまま。
ようやくフィディオのやり方をわかってくれたチームメイトたち。
「さあ！みんな行くぞ！」
こうも団結されたら、こっちの勝ち目は…？
「俺たちも点を決めていくぞ！」
「「おう！！」」
…そうだよね、諦めちゃいけないよね…！
＊＊＊
鬼道くんがボールをもって攻めて、豪炎寺くんに渡して攻めていく。
すると、周りを4,5人にかこまれてしまった。
「いくぞ！俺たちの必殺タクティクス！」
フィディオがボールを奪いにいって…
「カテナチオカウンター！」
簡単にボールを奪われてしまった。
カテナチオは錠前、その鍵は白い流星…
…それでも！
「プリンセスハープV2！」
ボールを取り返して。
負けられない。フィディオだけには…！
「決めるよ！わたしの必殺…！ 『ベガ・ライトニング』！！」
心なしか、威力もましているようなきがする。
その通り、わたしのシュートは力強くゴールネットに突き刺さった。
1-1の同点に追い付いた…！
「やったなA！ここからもっと追い抜かしていこうぜ！」
「うん！頑張ろう！」
調子にのったわたしは、ボールを奪って攻めていく。
…周りを囲まれてしまった。カテナチオカウンターか。
大丈夫、避けられる。
「カテナチオカウンター！」
…と思ったのに。
≪幕間��≫#流星組の日 まであと8日→←≪幕間��≫#流星組の日まで あと9日
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：落葉このは | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/ayakayukik2/
作成日時：2019年9月28日 23時
