59話 ページ11
Aside
機能回復訓練も終わり、私達は煉獄さんという柱の方に会いに行く事になった。
「皆さんお達者で！」
きよちゃん、すみちゃん、なほちゃんが泣きながら見送ってくれてそれに釣られて善逸や炭治郎もホロリと涙している。
伊之助君は１人ホワホワしてたけど。
「Aさん、色々手伝って下さってありがとうございました。」
『ううん、気にしないで。また来たら何か手伝わせてね？』
「はい！」
まるで妹が出来たみたいで嬉しい。
３人に手を振って私達は蝶屋敷を後にした。
ーーーーーー
ーーーー
ーー
「えーっ！！まだ指令きてなかったのかよ！！まだ居て良かったじゃんしのぶさんちに！！」
「いや………治療終わったし１か所に固まっているより」
「あんな悲しい別れをしなくて良かっただろ！」
「いや……指令が来た時動きやすいように、あと炎柱の……」
「バカバカバカァ！！」
『善逸やめなさい！炭治郎の言う事は間違ってないでしょう！？』
指令じゃないと知り、善逸は炭治郎をポカポカと殴る。
それを止めながら頭を抱えていたら伊之助君が私達を呼ぶ。
「オイ」
「今忙しい！！」
「オイ！オイ！！」
「何だよ！うるさいな！！」
「何だあの生き物はー！！」
伊之助君が言ってる“生き物”とは列車の事。
私達は無限列車と呼ばれるこれに乗る為駅にいた。
「こいつはアレだぜ、この土地の主………この土地を統べる者。この長さ威圧感、間違いねぇ……今は眠ってるようだが油断するな！！」
「いや汽車だよ知らねぇのかよ」
「シッ！！落ち着け！！」
「いやお前が落ち着けよ。」
「まず俺が１番に攻め込む。」
『攻め込まなくていいから。』
汽車を敵と認識してる伊之助君を私と善逸でツッコむ。
炭治郎は大丈夫だろうと見たら真面目な顔で
「この土地の守り神かもしれないだろう、それから急に攻撃するのも良くない。」
「いや汽車だって言ってるじゃんか。列車わかる？乗り物なの人を運ぶ。この田舎者が。」
「ん？列車？じゃあ鴉が言ってたのがこれか。」
「鴉が？」
炭治郎は善逸に任せて私は伊之助君に再度説明しようと顔をそちらに向けた。
『伊之助君？』
「猪突猛進！！」
『ちょっ………何やってるの！？』
「やめろ恥ずかしい！！」
伊之助君を引っ張って止めさせる。
騒ぎを聞きつけた車掌さん達が笛を吹きながらコチラに走ってきた。
ｰｰｰｰｰｰｰｰ
新しい車取りに行ってたので更新遅くなりました……。
皆さん、事故には気を付けて下さい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゅう(プロフ) - ゆうさん» ゆう様、ありがとうございます！こんな拙い文章なのに、そう言って頂けて嬉しいです！！ (2020年10月10日 17時) (
レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 何でしょうか、あなたは人間ですか??(失礼)文才ありすぎですね僕にも才能分けろください() (2020年10月10日 11時) (レス) id: 7af342ea3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゅう | 作成日時：2020年9月1日 10時
