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後日談1 ページ1

お祖父ちゃんの家を片付け終わった私達は、蝶屋敷へ行く事になった。

「あ、そうだ言い忘れてたんだけど俺と伊之助は炭治郎の家で一緒に暮らす事にしたんだ。」
『え?そうなの?』
「炭治郎と禰豆子ちゃんだけじゃ大変だろうし。」
「良かったらAも来ないか?」
『流石に私まで一緒に暮らすのは悪いわ、私は蝶屋敷でお世話になるよ。』

炭治郎のお誘いを断れば、両隣から引き止められる。

「何で何で!!せっかく一緒になれたのに!!」
「お姉ちゃんも一緒に暮らそうよ!」
『(お姉ちゃん呼び定着してる……。)』
「2人の言う通りだ、別に迷惑とかも思ってない。」
『で、でもね……。』
「Aも一緒に暮らすの決定!」
「お姉ちゃん!一緒に料理したり寝たりしようね!」
「いやいや、禰豆子ちゃん。一緒に寝るのは俺だよ?」
「善逸さんはお兄ちゃんと伊之助さんの3人で寝ればいいでしょ?」
「だからAは俺の奥さんなんだってば!」

私を挟んで言い合う2人を宥めつつ、これは暮らすしかないかと諦めた。

『本当に良いの?』
「あぁ、気にしないでくれ。それに皆で暮らした方が楽しいだろ?」
『炭治郎がそう言うなら………。』
「「やったー!」」

善逸と禰豆子ちゃんが手を上げて喜ぶ。
一緒に暮らすにあたって1つだけ言わなきゃいけない事がある。

『他の世界に渡ったりしていなくなる事もある、それはちゃんと帰ってくるけど中には厄介事に巻き込んじゃう可能性もある。』
「他の世界?」
『禰豆子ちゃんにはキチンと話してなかったね。』

私が統一者という存在である事。
統一者がどんな存在かという事。
それらを話すと禰豆子ちゃんだけでなく、炭治郎と伊之助君も頷いていた。

『……あれ?炭治郎と伊之助君には話してなかった?』
「聞いてないな。」
『あー、そっか……てっきり話したと思ってたよ。』
「つかさ、伊之助お前ちゃんと理解してんのか?」

善逸が半目で伊之助君に問い掛けるが、当の本人は違う方へ意識が向いている。
多分、半分以上理解してないんだろうなと私も思った。

「俺達は、きょうだいみたいなモノなんだから遠慮しなくていいよ。」
『きょうだい……こんなに弟妹が増えるなんて……!』
「善逸は同い年だろう?」
『今の体はね。でも私、精神年齢200歳はいってるんだよ。』

さらりと言えば、炭治郎と禰豆子ちゃんが驚いた声を上げ伊之助君は

「妖怪ババアじゃねぇか。」

と言ったのでシメておいた。
もちろん手加減したけどね。

後日談2→



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設定タグ:我妻善逸 , 転生・多重クロスオーバー , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:アニメ
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秘密の本棚 - 番外編おもしろい!続き頑張ってください(´∀`) (2022年11月24日 17時) (レス) @page2 id: 1e2af6a07a (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - ぽんさん» 教えて下さり有難うございますm(__)m (2021年3月3日 11時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅう | 作成日時:2021年3月3日 7時

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