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ジーッと見つめられるのは結構、居心地が悪い。
私と悟が付き合ってるのがそんなに意外なのかな？
『(とりあえず自己紹介はしないとね……。)』
２人に向き直って笑顔を作る。
『遅くなりましたがAAです。』
「俺は灰原雄です！五条さんの後輩になります！こっちは同期の……」
「……七海建人です。」
『七海君と灰原君って呼んでもいい？』
「はい！」
灰原君からは良いお返事を貰ったけど、七海君からは微妙な表情を頂いた。
『(そんなに嫌なのか……。)』
「もーいい？」
『あ、ごめん。』
「中入るだろ？」
『うん。夜蛾先生もいる？』
「いるけど……何で？」
え、そんなにムスッとする！？
私なんか変な事言ったかな……。
『勉強で教えてもらいたいとこあるの。』
「そんなの自分とこの先生に聞けよ。」
『うちの学校の先生より夜蛾先生の方が教え方上手だもの。』
「お前んとこ進学校だろ？」
『それとこれは別です。』
進学校だからって全員教え方が上手なわけじゃない。
私が分からない教科の先生は話が脱線しまくる先生で勉強の進みが遅いのだ。
今だにムスッとしてる悟に機嫌を治してもらうため、鞄からお菓子を取り出す。
『はい。』
「なにこれ？」
『甘めに作ったクッキー、ちなみに悟用ね。』
不機嫌な表情から一変して嬉しそうな表情に変わる。
パアァといった効果音が付きそうだ。
そんな悟を見た七海君達が目を丸くしているのは笑える。
『こっちは甘さ控えめの紅茶クッキー、大量に作りすぎちゃったから良ければ食べてね。』
そう言って七海君達に渡せば、七海君はおずおずといった感じで灰原君は悟みたいに嬉しそうな顔で受け取ってくれた。
「……あ、有難うございます。」
「頂きます！！」
「Aの作るやつ美味いから味わって食えよ。」
「五条さんが言うなら本当に美味しいんですね！」
ハードルを上げないで欲しい。
１流のパティシエさん達には勝てないのだから。
「とりあえず中行くぞ。」
『うん。』
悟達と一緒に中へ入る。
先に夜蛾先生の元へ行くつもりなので、悟には硝子達用のクッキーを渡しておいた。
……多分、食べたりしないと思うが念を押しておく。
『ぜっったいに食べちゃ駄目だからね？自分のあるんだから。』
「わーってるよ。」
『それ本当に甘さ控えめだから悟好みじゃないんだからね？』
「はいはい、さっさと行ってこい。」
シッシッと追い払うような手付きに溜息をつきつつ、私は夜蛾先生がいる職員室へ向かった。
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さあら - こちらの作品大好きです！第3部も楽しみにお待ちしてます！ご自身のペースでゆっくり更新していたなければ嬉しいです！ (2021年6月9日 23時) (
レス) id: 1dd9db070b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 夢主ちゃんは五条悟の記憶はありますか？後、渋谷事変編は、曲げ欲しいです。お願い出来ますか？ (2021年6月8日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - プスメラウィッチさん» 以前にもお伝えしましたが、五条さん落ちです。 (2021年6月4日 9時) (レス) id: c63776aca3 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - この小説は五条悟オチですか？ (2021年6月4日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 夏油ぉぉぉ…離反しちまったかぁ〜(´；Д；`)でも夢主が無事なのを知れてよかった！匿ってるは一体誰なんだろう…？？次の更新が楽しみです！！ (2021年5月28日 22時) (レス) id: 7231dc8d8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅう | 作成日時：2021年4月26日 1時
