【ONEPIECE】Chainー外れたパーツー (ページ44)

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第42話ページ44

ＮＯside)

赤犬に切りかかるAを見て、青雉が攻撃する。

青｢アイス・エイジ─両棘矛！｣

『嵐脚─花嵐』

Aは一度赤犬から距離を取ってから複数の嵐脚を生み出し、青雉の氷の矢を砕いた。

黄｢八尺瓊勾玉〜｣

『剃』

黄猿によって繰り出された無数の光の弾丸を避けながら、Aは距離を詰めた。
黄猿の腹を一線に天河を振り切れば、その姿は消え、代わりに彼の背後に隠れていた赤犬が現れた。

『ッ！？しまっ…』

赤｢冥狗…！｣

ジュァ…
焼ける様な音がして、青雉･黄猿は思わず目を逸らした。

『…六王銃』

赤｢なっ、ぐァッ…｣

思わず膝をついた赤犬の背後にはまったくの無傷のAの姿。恐ろしく冷たい目で足下に倒れた赤犬を見下ろしていた。

赤｢こ、むすめェ……｣

黄｢恐ろしいねェ…｣

Aの六王銃がかなりのダメージになったらしい赤犬はまだ立ち上がれず、黄猿は再びの攻撃の機会を狙っていた。

青｢……ずっと気になっていた…どうしてキミは義手義足で六式が扱える？｣

黄｢あァ、そうだねェ。六式は«力»…まァ
«気»を集めてそれを攻撃にしてるワケだからねェ｣

青｢だからこそ、自分の手足じゃない義手義足では扱えないはずだよね？｣

そんな大将達の問いにAはくだらなそうに笑った。

『簡単よ…本当の私の手足の様に使いこなせる様にしただけ……！！』

瞬間、Aの姿が消える。
構えた青雉の目の前に彼女は居た。

『さぁ、そろそろ終わらせよう
……獣厳─彗星』

青｢グウっ…ッ、重いねェ…｣

腕をクロスしてAの拳を防ぐが、
覇気を纏った拳に腕が悲鳴を上げる。

『指銃─黄連：流星群』

青｢残念だけどロギアにそれは効かないよ?｣

Aの指銃は青雉を砕くが、彼は直ぐに再生する。

『六王銃』

青｢えっ、ぐふっ！｣

一瞬で青キジの目の前に現れたA。
ドンッと重い衝撃音と共に青雉が倒れた。

黄｢八咫鏡……やり過ぎだよォ？｣

『…足りないくらいだわ』

突然現れた黄猿に驚く様子もなく振り抜かれた彼の脚を受け止めるA。そのまま地面に引き倒し、六王銃を打ち込んだ。

黄｢がっはッ！｣

『…あと一人』

赤｢貴様、ぶち殺したるけぇのぉ……｣

『そうしなさいと、始めから言ってるでしょ？』

赤犬が握る拳がマグマにかわる。

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･嵐脚─花嵐
→両足から複数の嵐脚を繰り出す

･獣厳─彗星
→覇気を纏った拳を獣厳で繰り出す

･指銃─黄連：流星群
→十指銃と黄連の応用