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潰1 ページ4

「A、あなたはただ絵を描いていればいいの
それ以上は何も望まないわ」

「……わかってる」





部活が終わった後、家に帰るといつも通りの母の言葉


絵を描くのは、好きだった



絵を描いてれば、刻々と時間は過ぎていくし


楽しいし


それ以上に誰かに褒められるのが


誰かに見てもらえるのが嬉しかった





私の姉である優華お姉ちゃんは

簡単に言えば、できる人だった




勉強でも学年トップとまではいかないけど

かなり上の成績


運動でも学年の平均は楽々こえていた


そして、長女ってこともあってかなりしっかりしてる

……かと言って、ノリが悪いわけでもない


だから、嫌われることもないと思うし

きっと多くの人に認められてきたんだろう





そんな姉がいれば、期待されることがないとは言えない




お姉ちゃんと比べれば


勉強も運動も下の方で

友達もあまり多くない


顔もお姉ちゃんの方が美人だ



お母さんに似た茶色の髪には、綺麗にウェーブがかかっている

パーマをかけたわけでもない

そういう髪質


それに比べて私は、お父さんに似て真っ黒な髪

そして、決してよくない髪質



見た目も自分の能力も全て嫌いだ

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設定タグ:ハイキュー , 妄想少女w , 音駒   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:妄想少女w | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年3月5日 10時

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