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第8叫 ページ9

悪魔の嫉妬というものは恐ろしいもので、今日私はそれを身をもって知ることになった。

私は現在、やはり魔歴の質問をするために、ダリ先生の元へと向かっていた。
すると廊下の向こう側から、先輩であろう女子生徒が歩いてくるのが見えた。

私が今歩いている場所ではぶつかってしまう、そう考えて反対側へ避けたのだが、相手の3人組も何故か私のいる方へ移動してきた。

そのやり取りを繰り返し、とうとうすれ違うという時、私はトンッと右肩を押されて倒れてしまった。その瞬間、相手のうち1人が私に馬乗りになり、冷たい床に縫い付けられてしまったのだ。


「アンタね、最近ダーリンの周りをちょろちょろしている1年は。」


相手は恐ろしい表情で私を睨みつけているが、なぜこのようなことをされているのかが一向に分からず、困惑してしまった。


『え……あの、私に何か用ですか?』


私のその反応がさらに火種となったのか「何か用?…じゃないわよ!」と鼓膜を突き破るかのような声で怒鳴られてしまった。


「最近のダーリンは、アンタのことばっかり話してくるのよ……とてもいい子だってね。それと反対にアタシらは怒られることが増えたのよ!?全部アンタのせいよ……だからアタシらは今日、ここでアンタを潰そうと思ったのよ。」


そういうと女は、魔術で激しく燃え盛る炎を出すと、私の顔に近づけた。


「今から何をするのか分かるかしら?アンタのその顔を、二度と見られないように焼いてやるのよ。ゼパル家の分家だかなんだか知らないけれど、そのおキレイな顔が大嫌いだったのよ!」


この女は本気だということを悟ると、私はサーッと血の気が引いてしまった。
今の私に出来ることは、大声で助けを呼ぶことだった。


『あつっ……だ、誰か!助けてっ!』


「うるさいわね!」


女がそう言うと、私の髪を乱雑に引っ張って燃やそうとしてきた。

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コロネ(プロフ) - 初コメ失礼します!!とてもおもしろかったです!!続き楽しみにしてます! (10月27日 18時) (レス) @page24 id: 2d335fb530 (このIDを非表示/違反報告)
めそ(プロフ) - 東雲 夜椰-シノノメ ヨルヤ-さん» コメントありがとうございます。紹介大丈夫です、むしろ凄く嬉しいです!面白いと言っていただけて本当に良かったです。これからも頑張ります! (9月9日 21時) (レス) id: 92e13f110a (このIDを非表示/違反報告)
東雲 夜椰-シノノメ ヨルヤ-(プロフ) - 初コメ失礼します。無茶苦茶面白いんですけど何でですか?友達に教えてもいいっすか?マジで。ダメだったらいいんすけど!更新頑張って下さい!!応援してます! (9月9日 21時) (レス) @page12 id: 70c3e8bce0 (このIDを非表示/違反報告)
めそ(プロフ) - ありささん» コメントありがとうございます。神作と言っていただける日が来るとは思わなくて、凄く嬉しいです!ゼゼくんとの絡みも増えてるくので、これからもよろしくお願いします! (9月9日 18時) (レス) id: 92e13f110a (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - ダリ先生の夢小説少ないけど漁りまくってこの小説に出会ったんですけどほんとに神作に出会えました!!更新される度に頬が緩みます!ゼゼくんもダリ先生も推しなのですごく嬉しいです(><) (9月9日 15時) (レス) @page12 id: 2c7a263bbc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めそ | 作成日時:2023年9月6日 18時

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