うらぎり (ページ3)

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待ちなさいページ3

そーっと離れていく

そのとき、上からチカっと灯が点滅する

それを見たのか後ろの方から騒ぐような声が聞こえる

気にせず少し歩くとなにかが足に当たった

もしかしてこれ…

？「どうやら全員揃ったみたいだな」

『え、誰!?』

『なんで真っ暗なの!?』

『ねえ！』

また騒いでるし…

？「いいだろう、全てを語ろう」

次々に眩しくつくライト

あまりの眩しさに手で目を覆う

瞬きを何度もして視界がはっきりしてきた時

やっぱりか

ずらっと倒れ込む若いもの達

『え？これ死んでるの？』

『え、嘘やろ!?』

『なんで死体があんだよ』

『えー、こわいよ…』

「眠ってるだけだから安心しなよ」

『うぇ!?おばけぇ!?』

「んなわけないでしょ｣

『えっと…君は……』

「………A」

『えっと…僕達は』

「知ってる」

『え？』

「めせもあでしょ
白服、気まぐれﾌﾟﾘﾝｽ、あおい、とみたけ、二番煎じ、ノックソ、フォーゲル、野崎弁当、にーちゃん」

白「す、すごい…」

気「でもなんで俺たちのこと知っとんや？」

「………」

？「自己紹介は終わったかな？」

声がした方をむくと、奇妙なお面をした男がステージに立っていた

と「だ、誰？｣

？「そうだな…Ｓとでも呼んでくれ」

に「Ｓ？」

Ｓ「さぁ、みんなを起こそうか」

指をパチンっと鳴らし次々に体を起こす人達

一瞬でざわざわと声が響く

Ｓ「みんな、ルールを説明しよう」

手をパンパンと鳴らし一斉に注目が集まる

Ｓ「お前達がここに集まっているのは、他でもない、ある事件に関することだ」

ゲ「ある事件…？」

Ｓ「知っていて当たり前だ、お前達ならな…」

またざわざわとする

Ｓ「よし、めせもあ。答えろ」

白「え、僕達ですか？」

Ｓ「そうだ、」

白「えっと…」

ノ「え～、まったく分からへん…」

Ｓ「タイムアップ」

薄気味悪く言うSは突然銃口を向けていた

野「え？」

煎「嘘だろ？｣

Ｓ「これからは、こういうことだ、分からないようだから周りに思い知らせてやらないと」

ビクビクとしているやつにぽかーんとしているあいつら

はぁ…

「待ちなさい」