Another Story.1 ページ15
．
瑞稀とAちゃんが結婚してから4年
大学3年生になった俺は、彼女のことを忘れることも
できず
彼女も作らないまま何年もの間過ごしてきていた
ある日
涼「やっば、マジで遅刻する！！」
単位を取るためには絶対に取らなきゃいけない講義
に寝坊して遅れかけていた
息切れ状態でドアを開ければ、人気教授なだけあっ
てすでにほぼ満席
後ろの方に一つだけ空いていた席を見つけて
良かった、と一息ついて
涼「すいません、お隣良いですか？」
と声をかける
『あ、はい』
そう言って笑ってくれた彼女はおしとやかな雰囲気
で、最近誘われていた派手な女の子たちとはかけ離
れていて居心地が良かった
講義終わり、外へ出ようとした彼女をなぜか引き止
めたい、と思ってしまって
涼「その本…！」
ずっと前から欲しいと思っていた本を彼女が持って
いることに気づき、それを利用して話しかけた
『これですか？』
涼「そう！前から読みたくってさ」
思わず食い気味に返事をしてしまった
…まぁいいか
『お貸ししますよ？』
涼「ほんと！？やった
あ、そうだ名前教えて
返す時のために」
なんかナンパみたいだな、我ながら思った
『私の名前はA…
波瀬Aです』
え…？
その名前は、俺が忘れたくても忘れられなかった
彼女の名前と同じだった
(基本的に涼くんサイドで進みます)
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ほのか - だいぶ遅くなりましたが完結おめでとうございます！毎回毎回きゅんきゅんしていました！次回作も期待しています♪ (2019年6月30日 21時) (
レス) id: 41b718b53e (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - はい！頑張って下さい！ (2019年6月21日 20時) (レス) id: 41b718b53e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ほのかさん» ほんとですか！？そう言ってくださるの本当に嬉しいです（ ; ; ）これからも毎日楽しみにして頂けると作者も飛んで喜ぶので笑笑これからもよろしくお願いします！！ (2019年6月17日 18時) (レス) id: 7d454a204d (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - はい！ダメ作者なんかじゃないですよ！本当に毎日毎日楽しみにしています！ (2019年6月16日 21時) (レス) id: 41b718b53e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ほのかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて本当に光栄です（ ; ; ）涼くんですね、了解です！このシリーズはもう少しで完結ですが、新作の方も駄作者なりに頑張るので、温かい目で見て下さると嬉しいです(^^) (2019年6月14日 18時) (レス) id: 7d454a204d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2019年6月9日 15時
