Episode.34 ページ34
．
『…ごめんなさい』
そう言って走って出てきた瑞稀くんの家
自然と向かった場所は
．
涼くんの家だった
目の前まで来た時、
私はなんてずるい女なんだろう、と思う
自分に好意を向けられていると分かっていて頼って
しまう
…流石にダメだ、と引き返そうとした時
涼「…Aちゃん？」
ガチャ、とドアが開いて涼くんが出てきた
涼「どうしたの、泣いて
瑞稀となんかあった？」
『…ごめん、何でもないよ』
涼「Aちゃん嘘つくの下手
いつのまに俺より馬鹿になってんの？」
ディスりながらも頭を撫でる手は優しくて
抑えたはずの涙が溢れ出してしまった
＊
涼「はい、どーぞ
ごめんね、ココアとかあれば良かったんだけど」
『ううん、大丈夫
お気遣いなく』
遠慮気味にオレンジジュースを出してくれた涼くん
そのまま私の隣に腰掛けて、私が話すのをずっと静
かに待っていてくれた
ぽつりぽつり、さっきの出来事を話した
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レイ(プロフ) - きょんさん» ありがとうございます！！コメント、本当に嬉しいです(;_;)どちらとくっつくのか、今後の展開も楽しみにして頂けると幸いです！これからも頑張ります！ (2019年5月7日 7時) (
レス) id: 7d454a204d (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 瑞稀くんと涼ちゃんどっちに転んでもいい展開で本当に面白いです。更新頑張ってください！ (2019年5月7日 1時) (レス) id: e9d1effcf1 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 伊坂紅さん» ありがとうございます(;_;)コメント、凄く励みになります！これからも頑張るのでぜひ見て下さい！！ (2019年5月6日 20時) (レス) id: 7d454a204d (このIDを非表示/違反報告)
伊坂紅(プロフ) - お話とっても面白いです！更新楽しみにしてます(^^) (2019年5月6日 1時) (レス) id: bdcb2a452e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2019年4月30日 17時
