前世の約束 2 (神様はじめました) (ページ29)

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79話ページ29

バタンッ

「ふぅ..」

バタバタ

バンッ

巴衛「A！そこを動くな！」

バサッ

巴衛はAの頭に蝶がとまっているのを虫網で捕まえようとした

「きゃぁ.!」

巴衛「待て！御影！くそ」

バタバタバタ

い。いったいなんなのよ...

かむはかりも今日で７日目

いよいよ最終日です

乙比古「さぁいよいよかむはかりも今日で最後美しく仕事を終わらせて宴で気持ちよく飲みましょ」

御影さん私はあなたの代わりが勤まったでしょうか

・

・

・

瑞希「Aちゃんに偉そうなことを言っといてさ自分は着替え中に乱入したあげくふすま開けっ放し飛び出してきたって？」

巴衛「御影を見た気がしたんだ」

瑞希「巴衛くんってバカなの？いまどんな気分？参考までに聞かせてよ」

巴衛「お前この頃えらく突っかかってくるな」

瑞希「だって面白くないんだもん僕は折角できたご主人様を失いたくない勢い余ってかけおちなんかしないでね」

巴衛「くだらん心配するな俺は人間とどうこうなる気はない」

ガラッ

「おまたせ..」

ひょこっ

「宴用にって乙比古さんに用意して貰ったんだけどこれでいいかな？」

瑞希「おおお！似合ってるよ！Aちゃんさぁー早く行かないと夜の宴が始まっちゃうよ」

七日間のかむはかりも無事に終わった

「すごーーい！！神様大集合！」

乙比古「あら。Aちゃん似合ってるじゃない」

「乙比古さん！着物ありがとうございます！」

兎「人神様ご公務お疲れ様です大国主様からさかずきでございますさぁ。一献」

私は少し口をつける

巴衛「Aはまだ飲めないゆえ俺がいただこう」

「..////」

巴衛「どうした？」

ヒラヒラ←チョウが前を通る

あれ、、あの蝶は

巴衛は瑞希とどっかいっちゃったし

あの暗闇の中で私の手を引いてくれたやっぱり

あなただったんですね

？「やあまた会ったねAさん」

「はい..あの時はありがとうございました...ミカゲさん」

ミカゲ「かむはかりお疲れ様一週間前とはみちがえたよよく頑張ったねAさん」

「あなたにそう言われると何より嬉しいです... 「

ミカゲ「巴衛とも仲良くしてくれて感謝しているよ」

心に染み込んでくるこんな優しい

声の神だったろうか

ミカゲ「巴衛のことよろしくお願いします」

「あの..巴衛には会ってあげないんですか？巴衛は口では言わないけどミカゲさんに会いたがってます」