57話 ページ7
【汚らわしい人間の分際で神の領域に踏み込もうなど分不相応な 辞退せよ小娘！！さもなくばその腸 かっさばいてくれよくじょおお】
「わ、わたしはミカゲ社の土地神として行くんです！辞退なんてできません！」
【ミカゲ社？】
【あの野蛮な野狐を飼っている社か 下種な狐が神使だなどと戯けたことをぉ 畜生風情に何ができるか」
霧仁(悪)「ククク...ハハハハ！！！」
【男何がおかしい】
霧仁(悪)「親積から外された神崩れが人神を罵る様は滑稽だな 貴様ら自分の姿を客観視しろよ どう見ても低俗妖怪だろ」
【だまりや！人間】
バッシッ...
ズシャァァァ
【あははは】
【人間か生意気な口を利くじゃないか】
許せない....
扇子を広げる
「希月いくよ！ 」
「結界」
【なっ！】
「無抵抗な人間に手を上げてそれが神と呼ばれたものらのやることか あなた達みたいな神は自分にふさわしい場所に帰りなさい！ 退魔結界！」
ブワッ
さっきいた神たちは消えてった
「だ、だいじょうぶですか？まきぞえにしてしまいすいません！！」
霧仁(悪)「うるせえよお前 いちいち騒ぐな」
あ、頭から血が
「ま、まって！病院に行かないと！」
霧仁(悪)「触るな」
「ダメです！病院に行くんです！」
霧仁(悪)「病院より良いものがある」
顎をクイっとされ
いわゆる顎クイをされ段々と近くなる相手の顔
え！？なになに
も、もしかしてキスされる！
ドンッ
「え、えっと！げ、元気そうなので私はこれで 」
な。なんなのあの人....
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霧仁(悪)「非協力的な女だ」
紋次郎「飛行機の切符を手に入れてきたっすよ」
菊一「座席は窓側と通路側をそれぞれ一枚入手して参りました」
菊一「霧仁さま！そのお怪我はいったい！？」
霧仁(悪)「放っておけば治る」
紋次郎「何いってるんすか！」
菊一「その体は人間のもの...大事に扱わねば」
霧仁(悪)「黙れ こんな虫けらのような体にいつまでも収まっている俺ではない必ず元の肉体を取り戻す」
菊一「さすればこの世は」
紋次郎「再びあなた様のもの 」
菊一&紋次郎「「悪羅王様の御世となりましょう」」
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作者名：浅野すわぁん x他3人 | 作者ホームページ：http://20010614
作成日時：2017年12月8日 8時
