【ブラスタ】【晶】バクステの子猫ちゃん (ページ8)

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なーなページ8

Pの公演が終わってお客さんもいなくなった。

早希ちゃんもPのメンバーに会いにバクステ行っちゃったし。

大きなホールにただ1人。
天井のおっきな骨をぼーっと眺める。

なんか1人だけど寂しくないな。

スターレスって不思議。

このまま寝ちゃお〜

「なぁに、眠いの〜？」

『ふぇ…あきらぁ…』

「すんげー頭がくんがくんww

ほら〜飯だよ〜？」

ｽﾝｽﾝ

『えへへ、カレーだ…！』

カレーなんて久しぶり。
うわぁっ、お肉も入ってる…！！

コクがあって美味しい…。

「ど？おいし？」

『おいひぃ！』

「あーほらこっち向いて？」

晶は私の口元をサッと拭いた

『…ありまと。』

「どういたしまして♪」

『ふう…ご馳走様。』

「じゃ、持ってくね〜俺の仕事これで終わりだから」

ﾊﾟｼｯ

『やだ。ちょっとでいいから一緒にいてよ…

。

。

。

1人はさみしい』

「A、可愛いこと言うねェ」

あれ、なんで寂しいんだろ

寂しくないと思ったのに。

なんで引き止めたんだろ。

「いーよ、朝から晩まで一緒にいたげる。」

『…っ、そんなんじゃないしっ』

「お、ツンデレ」

うるさいから晶の胸に頭突きする勢いでダイブしてやった。

そしたら晶は腕を回して動けなくさせた。

いい匂いが鼻にツンと残る。

「このまま俺のモノになればいいのにな(ﾎﾞｿｯ)」

『へ？』

「いーや？なんでもない。｣

「ちょっと、2人して何してんの」

「うげ、マイカ」

「うげとは何だよ…
まったく、はやく皿片付けなよ」

「はぁ…へいへーい」

『どしたの、Pが揃ってる』

「あれ、Aちゃんが感想言ってくれるって聞いたんだけど…」

『あ、そっか。忘れてた。

ん〜普通に綺麗だと思ったけどな、私は。
全体的に揃ってるし。
でもさ、なんか力強さが物足りないっていうか。
照明のキラキラに負けてるっていうか。
Pは闇より光ってイメージあるから尚更。

私別にこーいうの得意じゃないから何とも言えないけど』

「いいえ、1人のお客さんとしての感想も聞きたかったですし、とても参考になります。ありがとうございます。

僕達もちょっと力んでたみたいです。
あなたの意見が聞けてよかった。」