薔薇のつぼみ

シャーベットみたいな ページ4

風磨side

「いや…ほんと、ごめんな？」


遅れたのもそうだし、こう……ドア、が…(語彙力)


健「んーん、ありがとう！よかった…」


健「来てくれないかと思って、、」


「ばか、来ないわけねーだろ。」


健「うん…！さっ、はろー、はろー、えんめりーくりーすます♪」


「いまーがーいい、ちゃーんす♪」


健・風「「あははっ！」」


あー、楽し…


健「はい、風磨！メリークリスマス！」


「ん、メリークリスマス。」


健「せーので開けよ！せーのっ！」


小さい箱を開けると、


ピアスが入っていた。


待てよ、これって…


健「色違いだ…！」


健人が俺にくれたのは、この紫のピアス。


俺が健人に選んだのは、これの青いやつ。


健「風磨、穴開けたから…」


「お前、いっつも付けてるから…」


健「えへへ、なんか恥ずかしいね！」


「…だな！」


健「おそろいだ…」


まさか、プレゼントがカブるとは思わなかったけど。


今日は過去イチ、


最高のクリスマス・イブ。

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