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story_2 ページ2
sha side
気づけば空が明るくなっていた。時刻は午前５時。
少し気分転換にジョギングでもしよう、
思い立ちジョギングをする。
朝は考えることがないから好きだ、昔は嫌いだったのにな
走りながら朝食のことを考える。
久しぶりに多めに取ろう
＿＿＿＿＿＿＿あいつのが作るご飯をマネして。
„
"朝焼けがきれいに見えるところがあるんや"
"ええ！なにそれみたーい！"
朝の空を見ていれば彼女と昔した会話をふと思い出す
「久しぶりにいってみるか、」
あいつがいなくなってから久しくいっていない
そこはあいつと行くのが日課になっていたから
久しぶりに見る朝焼けはとても綺麗で
おれの心なんて知ったこっちゃないなんて言われている気分だった。
" 離れ離れはどこか新鮮で、同じ朝焼けは見れない "
彼女が言った言葉、言われた時は何のっこっちゃという感じだったが
今では理解できる。
全くその通りで言葉のままだった。
一人で見る朝焼けはどこか新鮮で寂しくて。
あいつと見ないと意味がないのに
心に穴がぽっかり空くのを、しっかりと感じた瞬間だった。
「どこおんねん…ッ」
そういう俺の目から一粒のしずくが垂れた
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作者名：める | 作成日時：2022年9月5日 14時
