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あぁ、蛍ちゃんね。そういえばさっき見たけど蜜柑ちゃんと親しげ……だった様な。
蛍ちゃんはスミレちゃん達の前に立つと、口を開いた。
「…悪いけど、このバカ泣かしていいのはあたしだけだから。勝手に手出ししないで」
……そういう事。二人は親友って感じかな。
いいなぁ……女の子同士。
「……全く。これで優等生賞がパアだわ、アンタのせいで」
里帰りして、この子に会おうとでもしてたのかな蛍ちゃん。今まで近寄り難いなぁって思ってたけど、意外と優しい子だったりして。
二人と友達になろ。
「……めんどくせ」
「あ、棗……どうするの? あの子」
棗の方を向く。すると何かを思いついた様に、口を開いた。
「おい水玉」
心読み君がニコニコしてるし……蜜柑ちゃんの秘密とかなんか?
「お前、1週間以内でこのクラスに馴染めなかったら、正式入学出来ないんだってな」
ああ、そういう事。まぁそれについては私は口出し出来ないだろうなぁ。……だって、決めるのはこの学園と…蜜柑ちゃん、だし。
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める子(プロフ) - ちゃみさん» わ、ありがとうございます!! コメントして下さって嬉しいです、笑 更新頑張ります!! (2017年12月18日 18時) (レス) id: ff5bde1170 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ - 面白いです!早く続きが見たいです。応援してます。更新頑張って下さい! (2017年12月18日 18時) (レス) id: 077d2204f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:める子 | 作成日時:2017年12月17日 18時