APヘタリア!!短編集!! (ページ16)

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今、テレビでフライパンのCMやっていて…作りたくなった私を誰がぶん殴って下さい。ページ16

ｴﾘｻﾞ｢ギィルゥベェルゥトォーーーーーーーーーーーーーー!!｣

バコン!!

ｷﾞﾙ｢いってぇっ!!｣

いきなりの始まりでごめんなさい。

私、Aと申します。
ギルベルト様の秘書をしております。

本日はローデリヒ様のところへ商談に来たのですが…

この様(ざま)ですよ

貴｢エリザベータ様…それ以上殴りますとギルベルト様が余計馬鹿に成り下がってしまいます。なるべくお控え下さいませ。｣
なるべく淡々と感情を込めないように喋る。

何故か？決まってるじゃないですか…ギルベルト様に思いを寄せているからですよ…
あまり必死にやると疑われてしまうじゃないですか…

ｷﾞﾙ｢ぅをぉいっ!!助けてくれるんじゃねぇねかよ!!｣

ｴﾘｻﾞ｢良いのよ。これ以上は流石に堕ちないわ。｣

面倒臭いですね。

貴｢エリザベータ様。商談を開始したいのでローデリヒ様を呼んできてくださいまし。｣

さっさと終わらせて帰りましょう。

ｴﾘｻﾞ｢わかったわ!!可愛いAちゃんの為に行ってくるわ!!ギルベルト？Aちゃんに何かしてごらんなさい？命はないわよ。｣

エリザベータ様…怖いですよ。

ｷﾞﾙ｢((((；゜Д゜)))ｶﾞﾀｶﾞﾀ｣

貴｢御願い致します。エリザベータ様｣

エリザベータ様退室されましたね…

貴｢ギルベルト様…。お怪我を手当て致します。そちらのソファにお座り下さいませ。｣

やはり淡々て声をかけます。この思い、ばれては意味ないですからね。

ｷﾞﾙ｢おう。わりぃな。頼むわ｣

ギシィと音をたてソファに座るギルベルト様。
たったそれだけの動きなのに妖･艶に見えます。
私は手当て道具を手にギルベルト様に近付く。

貴｢失礼します｣

傷の大きさを確認するためギルベルト様の髪に手を差し込む。
サラサラとした銀髪に触れているだけでドキドキして変に意識してしまう私は駄目な秘書ですね。
貴｢綺麗な髪…｣

思わず呟いてしまいました…

ｷﾞﾙ｢そうか？俺はAね髪の方が綺麗だと思うぜ？｣

そう仰ったギルベルト様は私の髪を一房手に取るとキスを落とした…

貴｢んなっ!?/////ギっギルベルト様っ!!御戯れは止して下さいまし!!｣

私の言葉にギルベルト様は顔をしかめてしまいました…

ｷﾞﾙ｢戯れじゃなきゃ良いんだな。｣

ギルベルト様はそう仰っるとソファに私の背中を押し付けました。

ｷﾞﾙ｢俺様は…お前を秘書として見たことは一度もねぇぜ？｣

ﾁｭｯ…と甘い音を立てて私の唇は塞がれてしまいました…

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