吸血鬼だらけの短編集 (ページ1)

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その一・　　ページ1

御園「リリィ、ちょっと今から出掛ける。一緒に来い」

リリィ「おや、何処に行くんですか？学校は？」

御園「今日は期末の後の休みだ。千駄ヶ谷も休みだそうだから一緒に遊んで来ようと思ってな。」

御園「とっ・・ともだち・・・だからな！！」

リリィ「いいですね～～！御園にもついにそんな日が！」

嬉しさのあまり一肌脱いだ。
そして御園に一喝された。

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リリィ「今日は日差しが強いですね～、日焼けしそうです・・」

御園「蝶に日焼けってあるのか？」

警察官「あ、ちょっとそこの君！」

御園「？何だ？」

警察官「小学生がこんな時間になにをしているんだい？学校は？」

御園「んな゛？！失礼な！僕は高校生だ！！！」

警察官「嘘はいけないよ、名前は？言える？」

御園のイライラが募る。

鉄「おー、チビ、いたいた。何やってんだこんなところで。」

御園「！千駄ヶ谷！」

喜びも束の間、御園に更なる災難が。

警察官「なんだ、お兄さんと一緒か。それならそうといいなさい。見つかって良かったね」

御園「おに゛・・・・？？？！！！！」

鉄「おー？」

警察官「それじゃぁ」

警察官が去って行ったあと・・

リリィ「み、御園？大丈夫ですか・・？」

鉄「?チビどうした？震えてるぞ」

御園「で・・・」

御園「でかい奴なんか嫌いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」

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次の日御園は熱をだし学校を休んだ