25 YGside ページ26
IN Cafe
Girl friend「ねぇ、ユンギオッパ〜。久しぶりだね。」
YG「あぁ、仕事忙しかったからね。」
GF「今日、どこに行く〜？決めてる？」
忙しい生活の中で
俺はこいつ、俺の彼女と月に数回ペースで会う。
最初の方はまだマシだったが、最近はこいつが鬱陶しい。
確かに、Aの気持ちを隠すために付き合い始めた事自体
間違いなのかもしれないけどな。
YG「決めてない。行きたい所ある？」
GF「ユンギオッパのお家とか？♡」
俺はこういうことがあんまり好きじゃない。
なんなら嫌いだ。
バカップルみたいなこと。
そもそも馬鹿は嫌いだ。
でもAとなら、できる気がする。
年齢の差とか気にせずに。
素の自分をさらけ出して、楽しめる気がする
Aは特別みたいに思う俺が1番馬鹿で幼稚なのかもしれない。
YG「今日、俺の家は作業中で汚いから。今度、な？」
GF「え〜、ユンギオッパ〜(泣)」
そーゆーノリもだるい。
高い声が頭痛を呼ぶ。
頭痛薬飲もうかな。w
Aなら…
あぁ。俺の癖。
ここ数年、Aと出会ってからAのことを考えちまう。
Aとだったら〜とか、あいつはどんな表情するんだろう〜とか、
本当に最低な男だよ。ホントに。
この際、とことん最低な男になってやろうか。
YG「俺と別れて。」
咄嗟に言葉が出てきた。
意図して言ったわけではないが、俺の本心であることは間違いなかった
これで、どうにかなる訳じゃない。
俺に彼女がいようがいまいがAには関係ない。
けれど、俺が少し動いたら何か変わるんじゃないかって。
そんな気がしたんだよ。
最低な男だよ。そうだよ。
GF「え？ユンギオッパ…そーゆー冗談は良くないよ！あはは…」
YG「冗談？俺が冗談言う彼氏だった？」
GF「え…でも…」
カフェを逃げるように出た
俺自身もよくわかんない。
どこへ行きたいのか、何をしたいのか
でも、もう本心には嘘をつきたくない。
違う。
俺は気づいた。
「この気持ちには嘘がつけない…のか。」
どんなに否定しても、
消そうとしても、
嘘をついても
俺はAの、あの安心感を求めてしまう。
そう。世間でいう"好き"なんて感情か。
これが。
本当に抗えないんだな。
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ねるねるめるね。(プロフ) - コメント返すの遅くなってごめんなさい。。(やり方が分からなくて…)コメントありがとうございます！本当嬉しいです！これからもよろしくお願いします(切実) (2020年12月10日 0時) (
レス) id: b366d5b5ef (このIDを非表示/違反報告)
葵月（めい） - 面白いです！よく教師はみるけど塾講師って何か新しくてどんどん読みたくなっちゃいます！楽しみにしてます(o^−^o) (2020年11月17日 16時) (レス) id: 89e9f9ebd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねるねるめるね。 | 作成日時：2020年10月23日 1時
