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私の部屋には

推しの生写真やうちわが飾ってあったり

スパドラのツアーグッズが置いてあったり


ひと目で"洸希推し"って分かるようなものばかり並んでます


洸希「…Aの推しって」

「あああー!!!また気持ち悪くなってきちゃったなぁー!洸希くんお水持ってきてもらってもいいかな?!」


洸希くんの言葉を思いっきり遮って

とっさにごまかしたつもり。。。

推しに推しを知られたくなくて…

…というかもうバレたも同然なんだけど…


洸希「…あぁ、うん」


不自然でわざとらしい私の言動にも関わらず

再びキッチンへお水を取りに行ってくれる洸希くん




「はぁ…」

ベッドの上で深いため息をつく


醜態を晒してしまった以上

私が推しに推されることはないなぁ

なのに、推しに推しがバレるってすごく恥ずかしい

こんなやつに推されたくないよね


なんて思っているうちに私の意識は遠のき

洸希くんがお水を持って戻って来る頃には

そのまま寝落ちてしまったようだ





朝。


目を開けると軽い頭痛と軽い吐き気がまとわりつく。。。



私いつ寝たんだろ?

夕べは親睦会で毅くんと帰ってきて

途中洸希くんと合流して

洸希くんに家まで送ってもらって…?

だめだ、そこから先の記憶がない


ベッドから起き上がり

部屋を見渡すとソファーで横になっている洸希くんの姿があった


洸希くん??

なんでいるの??


夕べの記憶をたどってみる

はっきりとは思い出せない

でもなんとなく、、、

洸希くんにとても迷惑をかけてしまった気がする


ぐっすり寝てる推しを起こすのも気が引けるけど

今日洸希くんお仕事だったら大変だし!


「洸希くん、起きて」

身体を揺するも全然起きる気配はない


「洸希くん!今日お仕事は!」

少し強めに揺すってみる


洸希「ん…ない」

一言"ない"とだけ呟き

体勢を変えてまた寝てしまった


お仕事ないならまぁいっか

と、短絡的な私は洸希くんに毛布をかけて

頭痛と吐き気を抱えたままシャワーを浴びた




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凛葵(riki)(プロフ) - しおりさん» ご報告ありがとうございます!アカウントIDをツイートしてみましたので検索に引っかかるようになったかと思います。今一度よろしくお願いします(;_;) (2020年8月10日 13時) (レス) id: 143bd20884 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - Twitterフォローさせていただきたいのですが検索しても出てこないです( ; ; ) (2020年8月10日 12時) (レス) id: c5f59d6948 (このIDを非表示/違反報告)
凛葵(riki)(プロフ) - アやさん» ありがとうございます。きゅんきゅんしてもらえてて良かったです!笑。こんな感じでお話は進んでいくと思います! (2020年6月16日 14時) (レス) id: 143bd20884 (このIDを非表示/違反報告)
アや(プロフ) - もう読みながらきゅんきゅんきゅんきゅんしてます笑 (2020年6月16日 7時) (レス) id: 5096a2fea8 (このIDを非表示/違反報告)
凛葵(riki)(プロフ) - アやさん» そう言っていただけてとても嬉しいです!マイペースですが更新していきますのでどうぞよろしくお願いします☆ (2020年5月18日 0時) (レス) id: 143bd20884 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛葵 | 作成日時:2020年5月10日 23時

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