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あの日以来毎晩グーグは
"デート"しに来るようになった。
特になにかするわけでもなく
ただ話しをするだけ。
ウギョルの撮影もなんとか
こなしていってる。
視聴者の反応も割といいみたい。
グーグが毎晩来るから
仕事も早く終わらせないといけない。
そのせいか仕事の効率が
良くなったって社長に褒められた。
なんだかんだ言ってグーグとの
"デート"を楽しみにしてる自分がいた。
ｶﾞﾁｬ
ﾙﾊﾝ｢来たよー！今日も疲れたぁー｣
最近は電話もしないで
オフィスまで来るの。
受付のオンニも顔パス
するようになったみたい。
｢グーグ、連絡くらいして。｣
ﾙﾊﾝ｢連絡する時間もおしいの。
そんな暇あればさっさと会いにいく
方がいいでしょ？｣
まぁ、確かにそうだね。
ﾙﾊﾝ｢こんなこと言ったって
Aはドキッともせず
納得するだけなんだろうね。｣
当たってるよ、グーグ。
でも少しはドキッとしてるよ。
自分の気持ちを自然と
セーブする癖がついただけ。
ﾙﾊﾝ｢あ！今日は歌を歌おう！
今までデートで歌ったことないから！｣
｢いいよ、何の歌？｣
グーグはいつもこうやって
何をするか考えてくれる。
ﾙﾊﾝ｢Aの発売させてない曲！
誰にも歌ったことない曲がいい！｣
｢バビとかにも？｣
そう言うとグーグはムッとした。
ﾙﾊﾝ｢当たり前だよっっ｣
誰にも歌ったことない曲かぁ。
ひとつだけあるけど
少し気分が重くなるなぁ。
｢暗い曲になるよ？｣
ﾙﾊﾝ｢いいよ！｣
そう言われ、私はギターを
手に取り歌い始めた。
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作者名：ハンナ | 作成日時：2014年1月27日 22時
