＊２ ページ42
Aside
圭人「…あれ、行かないの？」
『あ、ごめん。今行くから先行ってていいよ』
スタッフさんに呼ばれるも、カバンの中をゴソゴソとあさっていた私に気がついた圭人が優しく呼びかけてくれる。
頭痛薬なかったっけか…。
寝不足が続いたせいか、眠気と頭痛に襲われる始末。
『はぁ…』
こういう時に限って薬は見当たらない。
ため息を零して、私はリハ室へと向かった。
·
ここからはもう地獄。
ダンスレッスンが始まり、みんなのダンスについて行くのに必死。
眠気こそ、踊っていたおかげで吹っ飛んだけども、踊ってて頭痛が治るわけもなく頭を動かすたびに目の前がクラクラする。
…ただでさえ運動神経あんま良くないのに。
仲間だと思ってた圭人や伊野尾ちゃんも全然余裕でみんなについていってる。
ぽたりと頬を伝った汗。
暑いし、Tシャツは汗で濡れてぴっとりくっついてるし、頭痛いし、最悪…、
ぼんやりと、目の前がぼやけて気が遠くなる。
『あ、』
慧「え？」
ばたん、と音を立てて地面に倒れ込んだ私の体。
『いっ、たぁ…！』
慧「…だいじょうぶ？」
思い切り打ち付けた背中。
ギリギリ気は失わずにすんだけど、ぼーっと見つめる天井がゆらゆら動いてる。
宏太「ちょいちょい、音止めて…」
音楽が止まり、みんなわらわらと周りに集まってくる。
宏太「転んだの？」
『転んだ…』
薮くんの顔がチカチカする…。
じゃないわ！！
私はごしごしと目をこすって立ち上がる。
勢いで立ち上がったせいで一瞬血の気がひいたけど、ぐっと足に力を込めて倒れないように踏ん張る。
『ほんとごめん、最初からにして』
宏太「大丈夫かー？」
笑いながら自分の立ち位置に戻る薮くん。他のみんなも元の場所に戻る。
深呼吸して、私も最初の立ち位置へと。
…あとちょっと頑張れば休憩入るから。それまで。
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にゃもも - 私も腐女子なんですが……周りに、腐女子と、言える、夢主ちゃんが、羨ましいです(ﾉω`) (2018年11月21日 21時) (
レス) id: 57ac96d6f8 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - リクで夢主ちゃんがかぜを引いてメンバーに迷惑をかけないように我慢するけど倒れてしまって、メンバーが文句を言いながらも、夢主ちゃんを看病するのが見たいです。長文失礼致しました。 (2018年1月15日 23時) (レス) id: abb1befb9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - ぶさん» いえいえ！大丈夫ですよ！ (2018年1月11日 22時) (レス) id: ff64ab5c22 (このIDを非表示/違反報告)
ぶ(プロフ) - すいません、わかりました、本当ごめんなさい。 (2018年1月11日 22時) (レス) id: d14dccdc52 (このIDを非表示/違反報告)
ぶ(プロフ) - すいません、主人公とJUMPの関係ってどーゆう関係なんですか！？ (2018年1月11日 22時) (レス) id: d14dccdc52 (このIDを非表示/違反報告)
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