memory.07 ページ8
「私、まず女王に会ってお話がしたいわ。何か似てるの…私と」
「あ!それ分かるよ!」
「え?」
「雰囲気がね。顔は表情…無いけど、全体的に?」
「…?」
「ごめん俺も言ってて分かんなくなってきた」
「いや、フランツの言うことは分からなくはない。元の顔も女王にソックリ…」
「元の顔?」
「あっ…口が滑った」
「なになに?お兄さんに隠し事?」
「うざい」
ぼかっ
「きゃっ…酷い…お兄さんの薔薇のように美しい顔が…」
「薔薇に謝れ(イライラ」
「やーい!幽霊海賊〜!元ヤン〜!」
「うるせぇバカ!!」
「いつもあんな感じ?」
「来たときからあんな感じだよ。もっと昔から知り合いなのかもね」
「そういえば、アルは何処から来たの?」
「えっ!…と……」
「ずっとロシアにいたとか?」
「それは無いぞ、なぁアル」
「う、うるさいよ。自立しようとしたらこの人何するか分かんないからね。この人と会ってからずっと一緒だよ」
「じゃあイギリスかぁ」
「こいつ、アメリカに行こうとしたからな…あんなとこ妖精は住めねえよ」
「ただ単に独立したかっただけだよ馬鹿レオ」
「お前…最近口悪くね?」
「いや、お前のせいだろw」
「フランツは出てくんな」
「ひどっ」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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西 - この方角に福があるはずです
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作者名:電気犬 | 作成日時:2015年11月17日 0時